XMを利用するメリットの1つに、FXやCFDだけでなく仮想通貨の取引もできる点が挙げられます。
日本人トレーダーから絶大な支持を受けているXMも同様に仮想通貨のトレードができているので、
「XMで仮想通貨を取引する場合のスペックや条件を知りたい」
「ビットコイン以外では何の仮想通貨を取引できるの?」
と色々気になっている方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、XMにおける
- 仮想通貨の取引条件
- 取り扱い通貨ペア
- XMでの仮想通貨取引のデメリット・メリット
などを紹介していきます。
この記事を読めば、XMの仮想通貨取引の優位性が見えてくるので、ぜひ参考にしてください。
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XMの公式サイトへ行く
- XMの仮想通貨・ビットコイン取引の条件
- XMの仮想通貨取引における4つのデメリット
- XMの仮想通貨取引における5つのメリット
- 2019年10月にXMが仮想通貨の取扱いを停止した4つの理由
- 2022年5月にXMは仮想通貨取引を再開
- XMの仮想通貨・ビットコイン取引に関するよくある質問【Q&A】
- XMで仮想通貨・ビットコインを取引できるの?
- XMの仮想通貨取引は何時までできるの?
- XMでの仮想通貨・ビットコイン取引に手数料はかかるの?
- XMでの仮想通貨・ビットコイン取引は両建てできるの?
- XMで仮想通貨・ビットコイン取引をするのにウォレットを用意する必要はあるの?
- XMでは仮想通貨・ビットコイン取引をMT4で行えるの?
- XMで仮想通貨・ビットコイン取引をするのに現物が必要なの?
- XMの仮想通貨取引で得た利益にも税金はかかるの?確定申告は必要?
- XMで仮想通貨やビットコイン取引以外では何のサービスがおすすめ?
- XMの仮想通貨のレバレッジはFXより低いけど、収益性も落ちるの?
- XM以外で仮想通貨取引をしたい人はどの業者を選べばよいの?
- まとめ
XMの仮想通貨・ビットコイン取引の条件
XMの取り扱いサービスである「仮想通貨・ビットコイン」には、レバレッジや証拠金、ロットなど次のような7つの取引条件が設けられています。
- XMの取扱い仮想通貨ペア
- XMで仮想通貨・ビットコイン取引ができる取引時間
- XMにおけるビットコインなどの仮想通貨の最大レバレッジ
- XMで仮想通貨取引をする際の必要証拠金
- XMで仮想通貨取引をする際の最小ロット数と最大ロット数
- XMにおける仮想通貨・ビットコイン取引のスプレッド
- XMの仮想通貨・ビットコイン取引におけるスワップポイント
これらの取引条件について具体的に解説していこうと思います。
1. XMの取扱い仮想通貨ペア
以下の表はXMで取引可能な仮想通貨の通貨ペア一覧表です。
シンボル | 通貨ペア名称 |
---|---|
AAVE/USD | Aave(アーベ) / 米ドル |
ADA/USD | Cardano(カルダノ) / 米ドル |
ALGO/USD | Algorand(アルゴランド) / 米ドル |
AVAX/USD | Avalanche(アヴァランチ) / 米ドル |
AXS/USD | Axie Infinity(アクシーインフィニティ) / 米ドル |
BAT/USD | Basic Attention Token(ベーシックアテンショントークン) / 米ドル |
BCH/USD | Bitcoin(ビットコイン) Cash / 米ドル |
BTC/EUR | Bitcoin(ビットコイン) / ユーロ |
BTC/GBP | Bitcoin(ビットコイン) / 英ポンド |
BTC/USD | Bitcoin(ビットコイン) / 米ドル |
COMP/USD | Compound(コンパウンド) / 米ドル |
ENJ/USD | Enjin Coin(エンジンコイン) / 米ドル |
ETH/EUR | Ethereum(イーサリアム) / ユーロ |
ETH/GBP | Ethereum(イーサリアム) / 英ポンド |
ETH/USD | Ethereum(イーサリアム) / 米ドル |
FET/USD | Fetch AI(フェッチAI) / 米ドル |
GRT/USD | The Graph / 米ドル |
LINK/USD | Chainlink(チェーンリンク) / 米ドル |
LTC/USD | Litecoin(ライトコイン) / 米ドル |
MATIC/USD | Polygon(ポリゴン) / 米ドル |
OMG/USD | OMG Network / 米ドル |
SKL/USD | SKALE / 米ドル |
SNX/USD | Synthetix Network Token / 米ドル |
SOL/USD | Solana(ソラナ) / 米ドル |
STORJ/USD | Storj(ストージ) / 米ドル |
SUSHI/USD | SushiSwap(スシスワップ) / 米ドル |
UMA/USD | UMA / 米ドル |
UNI/USD | Uniswap(ユニスワップ) / 米ドル |
XLM/USD | ステラルーメン / 米ドル |
XRP/USD | Ripple(リップル) / 米ドル |
ZRX/USD | 0x(ゼロエックス) / 米ドル |
上表のように、XMで取引できる仮想通貨の通貨ペアはビットコイン(BTC)を筆頭に、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)等の流動性の高い人気通貨から、ENJ(エンジンコイン)やLINK(チェーンリンク)、BAT(ベーシックアテンショントークン)といった草コインとも言われるマイナー通貨まで、全27種類・31通貨ペアを取り扱っています。
2. XMで仮想通貨・ビットコイン取引ができる取引時間
従来の法定通貨(FX)や株価指数などの取引はマーケットの閉まる土日や祭日、年末年始、クリスマスなどに売買ができなくなります。
しかしながら、仮想通貨は法定通貨と違って特定の管理機関があるわけではなく、ネット上のブロックチェーンというシステムで入出金のチェックが行われています。
従って、仮想通貨の取引は24時間365日いつでも可能です。
3. XMにおけるビットコインなどの仮想通貨の最大レバレッジ
XMでは、一般的なFX取引における最大レバレッジは1,000倍になっていますが、仮想通貨FXの最大レバレッジは以下の2種類になっています。
2) アバランチやソラナなどのマイナー仮想通貨のペア:50倍
取扱い通貨ペアごとの最大レバレッジは下表にまとめたのでご参照ください。
取扱い通貨ペア | 最大レバレッジ |
---|---|
BTC/USD | 250倍 |
BTC/EUR | 250倍 |
BTC/GBP | 250倍 |
BCH/USD | 250倍 |
ETH/EUR | 250倍 |
ETH/GBP | 250倍 |
ETH/USD | 250倍 |
LTC/USD | 250倍 |
XRP/USD | 250倍 |
AAVE/USD | 50倍 |
ADA/USD | 50倍 |
ALGO/USD | 50倍 |
AVAX/USD | 50倍 |
AXS/USD | 50倍 |
BAT/USD | 50倍 |
COMP/USD | 50倍 |
ENJ/USD | 50倍 |
FET/USD | 50倍 |
GRT/USD | 50倍 |
LINK/USD | 50倍 |
MATIC/USD | 50倍 |
OMG/USD | 50倍 |
SKL/USD | 50倍 |
SNX/USD | 50倍 |
SOL/USD | 50倍 |
STORJ/USD | 50倍 |
SUSHI/USD | 50倍 |
UMA/USD | 50倍 |
UNI/USD | 50倍 |
XLM/USD | 50倍 |
ZRX/USD | 50倍 |
250倍の最大レバレッジを利用できる仮想通貨はビットコイン、イーサリアム、リップル、ビットコインキャッシュ、ライトコインといった主要な仮想通貨ペアに適用されています。
ちなみに、XMの仮想通貨FXは実際に仮想通貨を買ったり売ったりするわけではなく、買値と売値の差額をやり取りするだけの差金決済取引(CFD取引)です。
段階式レバレッジが適用される
CFD取引は段階式レバレッジが適用されます。
段階式レバレッジとは、保有するロット数によって最大レバレッジがスライドするシステムのことです。
例えば、ビットコイン/米ドル取引における保有ロット数ごとの最大レバレッジは以下のようになっています。
保有ロット数 | 段階式証拠金率 | 最大レバレッジ |
---|---|---|
0-7 | 0.40% | 250倍 |
7-14 | 2% | 50倍 |
14-30 | 100% | 1倍 |
仮に、ビットコインのポジションを4ロット保有している際に、新たに5ロットの注文を出すと、3ロット(7-4)は250倍のレバレッジを利用できますが、2ロットはレバレッジが50倍に下がります。
4. XMで仮想通貨取引をする際の必要証拠金
XMで提供されている仮想通貨取引に必要な証拠金は、以下の式に従って求めることができます。
仮想通貨の通貨ペアごとの1ロットあたりの必要証拠金は下の一覧表を参考にしてみてください(2024年1月現在)。
通貨ペア | コントラクトサイズ | 最大レバレッジ | 必要証拠金 |
---|---|---|---|
BTC/USD(Bitcoin/USD) | 1 | 250倍 | 15,320円 |
BTCEUR(Bitcoin/EUR) | 1 | 250倍 | 15,320円 |
BTCGBP(Bitcoin/GBP) | 1 | 250倍 | 15,320円 |
BCH/USD(Bitcoin Cash/USD) | 10 | 250倍 | 1,012円 |
ETH/USD(Ethereum/USD) | 1 | 250倍 | 1,028円 |
ETHEUR(Ethereum/EUR) | 1 | 250倍 | 1,028円 |
ETHGBP(Ethereum/GBP) | 1 | 250倍 | 1,028円 |
LTC/USD(Litecoin/USD) | 10 | 250倍 | 363円 |
XRP/USD(Ripple/USD) | 1000 | 250倍 | 214円 |
AAVE/USD(Aave/USD) | 10 | 50倍 | 2,384円 |
ADA/USD(Cardano/USD) | 1000 | 50倍 | 1,364円 |
ALGO/USD(Algorand/USD) | 1000 | 50倍 | 1,116円 |
AVAX/USD(Avalanche/USD) | 10 | 50倍 | 802円 |
AXS/USD(Axie Infinity/USD) | 100 | 50倍 | 5,460円 |
BAT/USD(Basic Attention Token/USD) | 100 | 50倍 | 120円 |
COMP/USD(Compound/USD) | 10 | 50倍 | 1,668円 |
ENJ/USD(Enjin Coin/USD) | 1000 | 50倍 | 1,812円 |
FET/USD(Fetch AI/USD) | 1000 | 50倍 | 438円 |
GRT/USD(The Graph/USD) | 1000 | 50倍 | 408円 |
LINK/USD(Chainlink/USD) | 100 | 50倍 | 13,102円 |
MATIC/USD(Polygon/USD) | 1000 | 50倍 | 1,694円 |
OMG/USD(OMG Network/USD) | 1000 | 50倍 | 6,520円 |
SKL/USD(SKALE/USD) | 1000 | 50倍 | 211円 |
SNX/USD(Synthetix Network Token/USD) | 1000 | 50倍 | 6,920円 |
SOL/USD(Solana/USD) | 10 | 50倍 | 1,326円 |
STORJ/USD(Storj/USD) | 1000 | 50倍 | 1,480円 |
SUSHI/USD(SushiSwap/USD) | 1000 | 50倍 | 3,740円 |
UMA/USD(UMA/USD) | 1000 | 50倍 | 8,960円 |
UNI/USD(UMA/USD) | 100 | 50倍 | 1,374円 |
XLM/USD(Stellar Lumens/USD) | 1000 | 50倍 | 340円 |
ZRX/USD(0x/USD) | 1000 | 50倍 | 1,126円 |
なお、上表のレバレッジ数は前述の「XMにおけるビットコインなどの仮想通貨の最大レバレッジ」で紹介したとおり、仮想通貨の銘柄によって異なります。
たとえば、ビットコインやイーサリアム、リップル、ライトコインは最大レバレッジ250倍、その他のアルトコインは最大レバレッジ50倍となっています。
また、仮想通貨では取引サイズに応じて段階的にレバレッジが変動する「段階式証拠金率」が採用されている点にも注意が必要です。
さらに、オープン価格は常に変動しているので、必要証拠金の詳細な値は日々変わります。
5. XMで仮想通貨取引をする際の最小ロット数と最大ロット数
XMの仮想通貨取引の最大ロット数と最小ロット数を以下の表にまとめました。
通貨ペア | ロットあたりの価値 | 最小ロット | 最大ロット |
---|---|---|---|
AAVE/USD | 10Aave | 0.01 | 495 |
ADA/USD | 1,000 Cardano | 0.01 | 970 |
ALGO/USD | 1,000 Algorand | 0.01 | 1215 |
AVAX/USD | 10 Avalanche | 0.01 | 1760 |
AXS/USD | 100 Axie Infinity | 0.01 | 235 |
BAT/USD | 1,000 BasicAttention Tokens | 0.01 | 1280 |
BCH/USD | 10 Bitcoin Cash | 0.01 | 260 |
BTC/EUR | 1 Bitcoin | 0.01 | 15 |
BTC/GBP | 1 Bitcoin | 0.01 | 15 |
BTC/USD | 1 Bitcoin | 0.01 | 15 |
COMP/USD | 10 Compound | 0.01 | 740 |
ENJ/USD | 1,000 Enjin Coins | 0.01 | 735 |
ETH/EUR | 1 Ethereum | 0.01 | 255 |
ETH/GBP | 1 Ethereum | 0.01 | 255 |
ETH/USD | 1 Ethereum | 0.01 | 255 |
FET/USD | 1,000 Fetch AI | 0.01 | 3055 |
GRT/USD | 1,000 The Graph | 0.01 | 3250 |
LINK/USD | 100 Chainlink | 0.01 | 710 |
LTC/USD | 10 Litecoin | 0.01 | 730 |
MATIC/USD | 1,000 Polygon | 0.01 | 775 |
OMG/USD | 1,000 OMG Network | 0.01 | 195 |
SKL/USD | 1,000 SKALE | 0.01 | 6105 |
SNX/USD | 1,000 Synthetix Network Tokens | 0.01 | 190 |
SOL/USD | 10 Solanas | 0.01 | 1020 |
STORJ/USD | 1000 Storj | 0.01 | 885 |
SUSHI/USD | 1,000 SushiSwap | 0.01 | 310 |
UMA/USD | 1,000 UMA | 0.01 | 145 |
UNI/USD | 100 Uniswap | 0.01 | 905 |
XLM/USD | 1,000 Stellar Lumens | 0.01 | 3830 |
XRP/USD | 1,000 Ripple | 0.01 | 1230 |
ZRX/USD | 1,000 0x | 0.01 | 1180 |
XMでの仮想通貨取引の最小ロットは、いずれの銘柄も0.01ロットとなっています。
一方で、最大ロット数については銘柄ごとに異なり、たとえば、ビットコインは15ロット、イーサリアムは255ロットなどとなっています(2022年7月現在)。
6. XMにおける仮想通貨・ビットコイン取引のスプレッド
XMで取引できる仮想通貨の取扱い通貨ペアの最低スプレッドを以下の表にまとめました。
表で示されている数字はいずれも最低スプレッドの値です。
通貨ペア |
最低スプレッド (pips) |
---|---|
BTC/USD | 38 |
BTC/EUR | 68 |
BTC/GBP | 64 |
ETH/USD | 2.4 |
ETH/EUR | 6.9 |
ETH/GBP | 8.8 |
LTC/USD | 1.3 |
XRP/USD | 0.0022 |
BCH/USD | 0.62 |
OMG/USD | 0.08 |
AAVE/USD | 3.24 |
ADA/USD | 0.004 |
ALGO/USD | 0.01 |
AVAX/USD | 1 |
AXS/USD | 0.78 |
BAT/USD | 1.05 |
COMP/USD | 0.96 |
ENJ/USD | 0.007 |
FET/USD | 0.0058 |
GRT/USD | 0.0045 |
LINK/USD | 0.05 |
MATIC/USD | 0.0038 |
SKL/USD | 0.0025 |
SNX/USD | 0.075 |
SOL/USD | 0.35 |
STORJ/USD | 0.021 |
SUSHI/USD | 0.058 |
UMA/USD | 0.09 |
UNI/USD | 0.06 |
XLM/USD | 0.006 |
ZRX/USD | 0.016 |
ただ、XMは変動スプレッドを採用しているため、常にこのスプレッドで取引できるとは限らない点には注意が必要です。
なお、取引に手数料はかからないので、XMで仮想通貨取引をする際にかかるコストはスプレッドのみとなります。
7. XMの仮想通貨・ビットコイン取引におけるスワップポイント
XMの仮想通貨におけるスワップポイントは0、要はフリーとなっています。
そのため、仮想通貨のポジションを長い期間保有したままにしても、マイナススワップが発生することはありません。
海外FX業者の中には1日4回はマイナススワップを支払わなければならないところもある中、XMはかなり良心的と言えます。
価格変動の大きい仮想通貨のポジションをロング目線で長期間保有できる、というのはXMで取引しているからこそ享受できるメリットです。
XMの仮想通貨取引における4つのデメリット
XMの仮想通貨取引には以下4つのデメリットが存在します。
- XMの「ゼロ口座」では仮想通貨取引ができない
- 保有ロット数によってレバレッジ制限が発生する
- FXよりもボラティリティ(価格変動率)が大きい
- 入金・出金に仮想通貨・ビットコインを使えない
では、それぞれ詳しく説明していきます。
実際に取引を始める前に絶対に知っておいた方がよい情報ですので、覚えておきましょう。
1. XMの「ゼロ口座」では仮想通貨取引ができない
XMの魅力の一つとなっているのが、スプレッドが狭い状態で取引ができる「ゼロ口座」です。
500円からと少額取引ができることでも人気です。
仮想通貨はこのゼロ口座に対応しておらず、狭いスプレッドなどの恩恵を受けることはできません。
取引ができるのは、スタンダード口座とマイクロ口座のみとなっています。
ゼロ口座しか開設していない人は、追加で新たに別口座の開設を行う必要があります。
2. 保有ロット数によってレバレッジ制限が発生する
海外FX口座の魅力は、高いレバレッジを使えることです。
特にXMでも最大レバレッジが1,000倍とその恩恵を受けることができます。
ただ、仮想通貨取引に関しては、先に述べたとおり、通貨の種類やロット数によってレバレッジに制限がかけられます。
メジャーな通貨の最大レバレッジは250倍となるのに対し、マイナーな通貨の最大レバレッジは50倍です。
この最大レバレッジが適用されるのは、0~7ロットと少ないロット数での取引を選んだ場合です。
14ロット以上を選ぶと最大レバレッジは1倍に制限されてしまいます。
3. FXよりもボラティリティ(価格変動率)が大きい
仮想通貨は外貨と比べると、価格変動率が大きくなります。
1日の騰落率が20%以上になることがザラにあります。(例えば、1BTC=100万円だったのが、翌日に120万円になったり、80万円になったり…。)
価格が大きく上がれば思わぬ利益を生み出すことになりますが、暴落をすればあっという間に資産を大きく減らすことに繋がります。
外貨に比べると、値動きに関する安定感がないため、仮想通貨の取引はハイリスクハイリターンとなりやすい傾向にあります。
大きな損失を生み出す可能性があるということを念頭に置いて取引しましょう。
4. 入金・出金に仮想通貨・ビットコインを使えない
以前までXMはビットコインによる入出金に対応していましたが、現在はどちらも利用不可となっています。
入金・出金に利用できるのは法定通貨のみ(日本円や米ドル・ユーロ等)です。
仮想通貨は入出金の手段としては入金スピードの早さくらいしかメリットがありません。
もともとあまり人気の無い方法だったので、さほど気にならない方が多いでしょう。
XMの仮想通貨取引における5つのメリット
XMの仮想通貨取引をする際に得られるメリットは次のような5つが挙げられます。
- ゼロカットシステムの採用で追証(借金)が発生しない
- ボーナス・XMポイントでトレードできる
- スワップフリーだから取引しやすい
- MT4/MT5でトレードできる
- 24時間365日取引可能
1つずつポイントを押さえながら、解説していきます。
1. ゼロカットシステムの採用で追証(借金)が発生しない
XM仮想通貨取引では、ゼロカットによって借金や追証が発生しないというメリットがあげられます。
ゼロカットの仕組みがない場合、急激な価格変動でマイナスの残高になってしまった場合、借金となる場合もあります。
ですがゼロカットを採用しているXM仮想通貨取引なら借金や追証が発生しないので、価格変動が激しい取引である仮想通貨であっても安心して取引を始めることが可能です。
2. ボーナス・XMポイントでトレードできる
XM仮想通貨取引では、XMポイントを使って取引ができる仕組みが用意されています。
また新規で口座を開設したときや入金額に応じて受け取れるボーナスも、取引に利用できます。
そして取引をするごとにボーナスに交換できるXMポイントの仕組みもあります。
受け取ったボーナスやXMポイントを活用して取引を開始することで、少ない元手金額であっても、仮想通貨取引で大きな利益につなげられるかもしれません。
ただしXMポイントが貯められるのは、上位ランクになってからなので注意しましょう。
3. スワップフリーだから取引しやすい
XMにおける仮想通貨取引は、スワップフリーによってポジションの長期保有がしやすくなっています。
そもそもスワップポイントとは、日付を跨いでポジションを保有しているときに発生するもので、プラスの場合には利益となることもありますが、マイナスになった場合に損をするリスクがあります。
ですがスワップフリーのXMで仮想通貨取引を行う場合であれば、スワップポイントがマイナスの銘柄を保有していた場合でも、損をすることがないため安心して取引が行えます。
スワップポイントによるコストを考える必要がないため、初心者でも取引がしやすいのもメリットの1つです。
4. MT4/MT5でトレードできる
MT4/MT5の「スタンダード口座」「マイクロ口座」で仮想通貨CFDの取引ができます(2023年1月現在)。
※ただし、サーバー「XMTrading-MT5」のMT5では取引できません。
ネットでは「MT4で仮想通貨の取引ができない(MT5のプラットフォームのみ仮想通貨取引が可能)」という情報が見かけられますが虚偽、または古い情報ですので注意してください。
5. 24時間365日取引可能
XM仮想通貨取引は、24時間365日取引が可能となっています。
曜日や時間帯を気にする必要がないため、自分の空いた時間を活かして取引がしやすくなっています。
FX通貨ペアなどが取引時間外となる土日や祝日でも、仮想通貨の取引が行えます。
ただし土曜日は30分間だけサーバーメンテナンスの時間があるため注意しましょう。
2019年10月にXMが仮想通貨の取扱いを停止した4つの理由
2019年10月を堺に、XMは仮想通貨の新規注文受付を停止し、すでに保有しているポジションの決済のみ対応している状態に移行しました。
ではどうして仮想通貨取引を停止してしまったのでしょうか。
1. 金融庁が日本国内における仮想通貨交換業の規制を強化したため
その理由の一つには金融庁が仮想通貨交換業の登録が必要となったからだと考えられています。
平成29年(2017年)4月1日より、仮想通貨交換業の登録を行った事業のみ取り扱いができるよう制定され、多くの事業が仮想通貨から撤退。
XMも2017年に仮想通貨サービスを開始したものの、しばらくして停止しています。
その後、再開したものの2019年10月には再度取引を停止したという流れになります。
2. 流動性が極端に低くなり取引できる環境ではなくなったため
海外FXにおける取引を快適に進めるためには、流動性が高いこととスプレッドの狭さが重要となります。
仮想通貨の代表格である通貨ペア「BTC/USD」のスプレッドは、現在こそ数十ドル程度の水準ですが、仮想通貨市場が過疎化していた当時は、流動性が極めて低いためスプレッドが数百ドルも開いてしまうこともよく起こっていました。
買いたい時は高値を掴まされ、売りたい時は安値でしか売れず、仮想通貨の取引は極めて困難な状況に陥っていたのです。
3. 顧客をリスクに晒さないため
値動きが激しいことと、流動性の低さのために、スプレッドが広がり、価格が崩れてしまう…。
- そんな相場環境下で顧客に損失が及ぶ事態を回避したこと
- 仮想通貨市場でXMの条件を満たすリクイディティプロバイダー(即ちFX業者に対して価格提示をする金融各機関)が存在しないこと
この2点が取引を停止させた主な理由です。
XMが仮想通貨の取引において、顧客の安全を確保できないと総合的に判断したためサービスを停止したわけです。
4. 仮想通貨の法整備が進んでいなかったため
2017年前後に起きていた仮想通貨バブルの当時には、現在ほど規制や法整備が存在しませんでした。
当然のごとく、相場操縦があり、詐欺操作が横行していました。
仮想通貨の市場自体の規模が小さかったせいもあり、現在と比べると流動性が不足していたのかもしれません。
このような状況の改善のために、日本では資金決済法、犯罪収益移転防止法が2017年4月に改正されることになります。
暗号資産における交換業者の登録制の導入、さらに口座開設時における本人確認などを義務付ける法整備が進んだことで、仮想通貨市場が徐々に健全化される方向へ舵を切ったのです。
2022年5月にXMは仮想通貨取引を再開
XMはこれまで、ボラティリティがあまりに高いということを理由に何度も仮想通貨CFDの取引を停止してきました。
しかし、2022年になり、Titan FXなど他の大手海外FX業者が仮想通貨取引サービスに力を入れ始めていることを受け、XMも仮想通貨CFDを再開する運びになりました。
これにより、2022年5月24日よりMT4やMT5で24時間365日のトレードが可能になっています。
XMの仮想通貨・ビットコイン取引に関するよくある質問【Q&A】
XMの仮想通貨・ビットコインサービスについて、
「公式サイトを見たけど情報量が多すぎてよくわからない」
「手っ取り早く気になっていることや要点だけを知りたい」
という方が多いようです。
そこで、ここではXMの仮想通貨・ビットコイン取引に関するよくある質問についてわかりやすくQ&A形式で紹介していきます。
XMで仮想通貨・ビットコインを取引できるの?
できます。
ビットコインをはじめ、イーサリアム、リップルといった馴染みのある仮想通貨からマイナーコインまで31種類の通貨ペアを取引できます。
XMの仮想通貨取引は何時までできるの?
XMでは仮想通貨に限って、24時間土日祝日関係なく24時間週7日365日いつでもトレードできます。
XMでの仮想通貨・ビットコイン取引に手数料はかかるの?
いいえ、かかりません。
仮想通貨の取引手数料は無料です。
取引に掛かるコストはスプレッドのみとなっています。
XMでの仮想通貨・ビットコイン取引は両建てできるの?
はい、できます。
XMの仮想通貨取引では、同一口座内に限って両建て取引ができる仕様になっています。
ただ、両建てを行う際の注意点として、「必要証拠金が50%になる」点が挙げられます。
FX取引時は両建て時の必要証拠金は相殺されるのですが、仮想通貨取引では相殺されずに片道分(売りまたは買い)の証拠金が発生します。
XMで仮想通貨・ビットコイン取引をするのにウォレットを用意する必要はあるの?
必要ありません。
XMでは仮想通貨で入金・出金に対応していません。
そのため、仮想通貨ウォレットを前もって用意する必要はありません。
XMでは仮想通貨・ビットコイン取引をMT4で行えるの?
はい、XMではMT4でビットコインをはじめとした仮想通貨トレードが可能です(2023年1月現在)。
一部のwebメディアでは「MT4で仮想通貨取引が不可(MT5のみ可能)」といった情報が散見されますが、それは古い情報です。
XMで仮想通貨・ビットコイン取引をするのに現物が必要なの?
いいえ、必要ありません。
XMの仮想通貨・ビットコイン取引は現物保有は不要です。
XMでは基本通貨で日本円や米ドルのような法定通貨を利用して取引する為、仮想通貨の現物を保有する必要がありません。
XMは仮想通貨取引所ではないため、直接現物を購入する取引を行っていません。
FXと同様に、あくまでも仮想通貨の売買によって「価格の差額」で損益を出すCFD取引を提供しているに過ぎません。
XMの仮想通貨取引で得た利益にも税金はかかるの?確定申告は必要?
はい、税金がかかります。
一般的な海外FXと同様に取引で生じた利益は総合課税の雑所得として扱われます。
▼関連記事
税率は累進課税が適用されます。
取引で以下の金額以上の利益が出た場合は確定申告が必要になります。
非給与所得者:年間38万円以上
XMで仮想通貨やビットコイン取引以外では何のサービスがおすすめ?
XMで仮想通貨やビットコイン取引を行っていた人の中には「他の取引も試してみたい」と考える方もいらっしゃるでしょう。
XMでは仮想通貨に加えて、次のようなFXやCFD取引を提供しています。
仮想通貨CFD:31種類
株価指数CFD(現物):14種類
株価指数CFD(先物):10種類
金属CFD:4種類
コモディティCFD:8種類
エネルギーCFD:5種類
他の海外FX業者もFX・CFDを取り扱っているところがいくつかありますが、ここまで取引銘柄が多いのはXMならでは。
トレンドの流れがハッキリとしやすいFXやCFDは、トレンドフォローをやりやすく、FX初心者の方でもトレードしやすいといえます。
XMユーザーなら、FXと平行してCDF取引を行い、トレンドフォローの機会を増やす戦略を実践するのも候補として考えると良いですね。
XMの仮想通貨のレバレッジはFXより低いけど、収益性も落ちるの?
ここまでに紹介してきたように、仮想通貨取引は最大レバレッジが250倍です。
資金が少なく、ハイレバレッジトレードで大きく稼ぎたい人にとっては、最高レバレッジ1,000倍のFXやCFDの方が収益性に優れていると判断できるでしょう。
仮想通貨にこだわるなら話は別ですが、単純に少ない資金で稼ぎたいなら、XMのFXやCFDを選ぶと収益チャンスが多いです。
レバレッジに限らず、XMなら様々なボーナスがもらえるのも大きなポイント。
具体的には次の3つのボーナスがもらえます。
ボーナス | 獲得額 | 条件 |
---|---|---|
口座開設ボーナス | 3,000円 | 新規口座開設 |
入金ボーナス | 入金額の100%+20%(最大50万円) | 入金額5万円まで100%、5万~225万円まで20% |
XMP(取引ボーナス) | ステータスに応じて増加、最大で1ロットあたり20XMP | 1ロット以上の取引で獲得 |
口座開設と入金だけでたっぷりのボーナスを獲得でき、少ない資金しか用意できないトレーダーでも、レバレッジを効かせれば大きく稼ぐチャンスがあります。
仮に10万円入金すれば、口座開設ボーナス3,000円+入金ボーナス60,000円=合計63,000円ものボーナスがもらえる計算です。
レバレッジをかけなくても、10万円の資金で16万3,000円分の証拠金を確保できるため、資金の少ない人でも大きくトレードできますよね。
まずはこれらのボーナスを利用して、まずは軍資金をノーリスクで増やしてから取引を始めてみることをおすすめします。
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XM以外で仮想通貨取引をしたい人はどの業者を選べばよいの?
ここまで読んできて、「XM以外で仮想通貨取引を行いたい」という方は、どのサービスを利用すればよいのでしょうか。
まず国内仮想通貨取引所で代表的なのは次の5社です。
いずれも実績のある仮想通貨取引所なので、安心して利用できるのがメリットです。
ただデメリットとして、レバレッジが低めに設定されているため、資金の少ない人が大きく稼ぐには少々厳しい側面があります。
各社のレバレッジをまとめると次のとおりです。
仮想通貨取引所 | 最大レバレッジ | DMMビットコイン | 4倍 |
---|---|
Zaif | 4倍 |
ビットフライヤー | 4倍 |
GMOコイン | 4倍 |
コインチェック | 無し |
ハイレバレッジで取引するなら、海外の仮想通貨取引所を検討してみましょう。
代表的なのは「バイナンス」と「BitMEX(ビットメックス)」です。
最大レバレッジ100倍、本人確認不要で取引を開始できる、キャンペーンを手広く展開している、など魅力がたっぷり。
他にも有名な海外仮想通貨取引所はたくさんありますが、日本語に対応しているところはほとんどありません。
そのため、大前提として英語がある程度分かる人向け、となります。
まとめ
今回はXMの仮想通貨トレードの現状、他社の仮想通貨取引所などを紹介しました。
ポイントをおさらいすると
- XMはビットコインを始めとした仮想通貨の取引を停止していて、再開の目処は立っていない
- 仮想通貨トレードを希望するなら国内仮想通貨取引所を利用するのがスタンダード
- 仮想通貨にこだわりがないなら、XMのFX取引がレバレッジ・ボーナスともに優秀!
の3点が挙げられます。
「XMで仮想通貨の取引ができないなら、これからどうしよう?」
といった方は、ぜひこの記事を参考にして、XMのハイレバレッジFXトレードを検討してみてはいかがでしょうか。