そもそもバイナリーオプションとは
バイナリーオプションは、オプション取引の一種で「今後の相場の動きが現在値よりも上昇するか下落するか」を、二者択一で予想するシンプルで新しい取引方法です。
プラスかマイナスを予想して当たれば、わずか数分で手元資金の2倍近くもの利益を手にすることもあります。
FXのように自分でレート価格を入力したり、レバレッジを計算したりするといったような戦略を立てることは不要なのです。
まずは、バイナリーオプションの特徴を大きく分けて紹介していこうと思います。
十五分から三十分、数時間ほどの短期決戦が魅力
取引時間は短く、現在価格より数十分ほど後の価格が上か下かを予想するだけです。
長くても24時間以内の短期決済が取引ルールです。
今までのFXでは、ポジションを建てたり決済するタイミングを自分で判断して行わなくてはなりませんでしたが、バイナリーオプションでは取引の残り時間が限られており、強制ロスカットや塩漬けで損失を拡大させる心配もなく取引できるのが特徴です。
取引できる対象銘柄・商品が多彩
バイナリーオプションでは、外国為替の通貨ペアの他、株式や株価インデックス、商品先物など取引できる銘柄や商品が多彩なのが特質です。
米ドル/円やユーロ/円といった通貨の他、アップルやgoogle、マイクロソフト、ナイキなどの株式、NYダウや日経平均株価など世界の株式指数に連動するもの、原油や金・銀などのコモディティで取引を楽しめるのがメリットです。
取引スタート時に収益率を把握できる
ペイアウト倍率が決まっており、取引前に最大損失額と最大利益額をチェックできるのも大きな利点。
資産管理がしやすく、徹底したリスク管理もしやすくなるので、取引戦略をより明確に練ることが可能になります。
値動きの小さいレンジ相場でも収益を上げられる!
どんなに相場の値動きが小さくても、価格が上昇するか、下落するかの予想が当たりさえすれば、確実に利益をあげることが出来ます。
FXや株式と異なり、エントリーからイグジットの値幅の大きさは関係ありません。
とにかく簡単でシンプルに利益を狙える
とにかくお伝えしたいことは、バイナリーオプションは一定の時刻の価格を予想して現在の価格より上か下かを選ぶだけですむシンプルな金融商品ということです。
具体的にどのように取引すればよいかというと、バイナリーオプション業者の取引ツールに搭載されている「+」「-」ボタンや「HIGH」「LOW」ボタンをそれぞれクリックするだけで注文が完了します。
例えば、外国為替のドル円でバイナリーオプションを行う場合、円安になりそうなら「+」や「HIGH」ボタンを押し、円高になりそうなら「-」ボタンや「LOW」ボタンをクリックします。
株式でも商品でも同様に価格が上がりそうなら「+」や「HIGH」を、下がりそうなら「-」や「LOW」を押すだけでOKです。
このような取引を1日に数十回、あるいは100回以上も取引できるので取引チャンスはかなり多いと言えるでしょう。
しかも予想があたった場合の利益率は1回あたり100%近くもあり、言い直せば、軍資金の2倍近く儲かる可能性があるのです。
おすすめ海外バイナリーオプション業者3選
1. ハイローオーストラリア
一つ目は「ハイローオーストラリア」です。
こちらは世界最大規模のバイナリーオプション会社と言っても過言ではありません。
取り扱い銘柄も数多く、さらにバイナリーオプションのルールも多彩で戦略性高く楽しめます。
2. ザ・オプション
もう1つは「ザ・オプション」です。
為替、株価、商品など70銘柄以上でバイナリーオプションが楽しめます。
中でも「60セカンド」という60秒後に上がるか下がるかということを予測するルールもあり、すぐに結果が分かるという楽しさも味わえます。
3. ファイブスターズマーケッツ
3位は運営歴が長く信頼性抜群のバイナリーオプション業者「ファイブスターズマーケッツ」です。
最大ペイアウト率は1.90倍とやや高い水準で提供し、取引形態もハイローのみ可能とシンプルなサービス内容となっています。
土日祝日も含めて24時間365日取引が可能なたった1つの業者です。
まずはこの3つの業者を抑えておけば、収益チャンスが格段にアップして、その上取引に幅が広がるでしょう。
ゲーム感覚で気軽に楽しめる「バイナリーオプション」をぜひご体感くださいね。
国内業者と海外業者の違い
バイナリーオプションの取引を行うに当たって、最低限必要なものが取引するための口座です。
この時に多くの人を悩ませるのが、国内の業者と海外の業者のどちらを利用するかということです。
では、バイナリーオプションにおける国内と海外の業者を比較してみたいと思います。
海外のほうがバイナリーオプションは進んでいます。
バイナリーオプションの取引口座の選択肢としては海外の口座のほうが多くの選択肢があります。
また、対象が通貨のみの業者は少ないです。
もちろん当サイトに掲載されている業者は日本からの口座開設も可能なのですが、それ以外の日本で知名度の低い業者は日本語のサポートがされていないところもあります。
そのため、ある程度の英語の語学力がないと難しいかもしれません。
しかし、銘柄の豊富さに関しては国内のものをはるかに上回っています。
海外バイナリーオプション業者のメリット・デメリット
「バイナリーオプションを始めてみたい。だけど、検索すると聞きなれない海外業者がいっぱい出てくる…。」
「海外業者って信頼できるの?国内業者とどう違うの?」
そう思っている方は以下の表を参考にしてみましょう。
海外バイナリーオプション業者の長所と短所がわかると思います。
■海外業者のメリット・デメリット一覧表
■メリット | ■デメリット |
---|---|
・HIGH・LOWタイプのものがあり初心者でも馴染みやすい。
・通貨以外にも株式や株価指数、コモディティを取扱っている(玄人・経験者にもおすすめ)。 ・取引ツールが最先端で世界標準。使いこなせれば勝率アップのための強力な武器になる。 ・60セカンドという最短で60秒後に利益確定するユニークな |
・取引画面が海外仕様でやや使いにくく慣れる必要がある。
・最低取引金額が数千円からのサービスが多い。 |
日本国内のバイナリーオプション業者のメリット・デメリット
バイナリーオプションは最近になって人気が出てきた投資です。
そのため、日本の業者の数も以前はあまりありませんでした。
ですが、国内の業者が少なかったのは以前の話です。
最近のブームの影響で、国内の業者の数も増えてきています。
選択肢の幅も広がってきました。また、国内の業者のほとんどが外貨を対象としているという特徴もあります。
つまり、株式や株価インデックス・金・銀・原油などは国内の業者ではあまり扱われていません。
国内の業者はFXの延長線上にあるといっても間違いではありません。
■日本国内業者のメリット・デメリット一覧表
メリット | デメリット |
---|---|
・50円~1000円程度の少ない手元資金で取引開始可能。
・投資対象はFX(外国為替)の通貨に絞っていて管理しやすい。 ・取引画面は日本人向けに最適化しているので操作しやすい。 ・殆どの業者がiPhone、Android携帯といったスマホアプリも無料で提供している。 |
・株式や株価インデックス、コモディティなど外国為替の通貨以外は取引不可。
・レンジやワンタッチを提供している業者が少なく、取引ルールの縛りがきつい。 |
また、国内業者には手数料が0円のところも多くて安心して利用できるのも特徴的です。
それだけではなく、50円、100円単位からの取引を行うことも可能です。
取引最低価格が非常に小さな額で設定されています。
ただ、取引ルールが柔軟ではないため(途中決済できなかったり、判定方法の種類が少ない)、中上級者にとっては利用しているうちに物足りなくなってきます。
そのため国内業者の利用法としては、初心者の方やまずは少額取引でバイナリーオプションに慣れたいという方におすすめです。
いきなり大きい額から始めるのではなく、少ない金額からコツコツ稼ぎたいという人に向いています。
バイナリーオプションの取引方法は3種類
バイナリーオプションにおける取引方法は3種類あり、収益の発生する仕方がそれぞれ異なります。
これらの取引方法を相場状況に応じて使い分けることができれば、効率良く利益を上げられる可能性が高くなりますので、しっかり基本知識として学んでおきましょう。
1. HIGH・LOW型(ハイロー型)
価格が上昇するか下落するかを予測するもの。
2. ワンタッチ型
判定時刻までに目標価格へ一度でも到達すればペイアウトが発生します。
3. レンジ型(境界型)
一定のレンジの範囲内で推移すればペイアウトが発生します。
払戻し率(ペイアウト倍率)の意味とその仕組み
バイナリーオプションにはペイアウト倍率(払戻率)が必ず設定されています。
取引開始から10分後にどちらに為替レートが変動しているか判断する業者では、約2倍に設定されていることが多いです。
他にも、1分後に取引成立の場合には1.70倍であったりと、取引成立時間と払戻率には関連性があります。
難易度が高いほど払戻倍率も高くなります。競馬のオッズのようなものですね。
人気競走馬は当たる確率が高くなるためオッズが低くなりますが、人気のない馬は大穴としてオッズが高くなりますよね。
この払戻率ですが、2倍と聞くと、払戻率が高いように感じませんか?
業者からすれば、例えばドル円で取引をする際に、半分半分に同じ額をかける人が出てしまっては、儲けが出ません。
つまり、人件費やシステム費だけが無駄に流出していく形となります。
しかし、実際には中間地帯が存在するおかげで、業者の総取りというものが存在するのです。
FXはゼロサムゲーム・・・つまり、世界中の人々がお金を取り合うような、プレイヤー同士の戦いですが、バイナリーオプションは業者との取引ですので、業者に一定の利益がなければ成立しません。この点がFXと大きく違います。
このため、払戻率が設定されているのですが、この値と取引成立時間、取引成立レートは必ず確認するようにしましょう。
払戻率がよくても、取引成立レートが厳しい条件であれば、当たる確率が低くなり、難しい勝負ばかりになります。
そうであれば払戻率が低くても、簡単に勝てる業者で勝負した方がいいと考えるのが当然でしょう。
【口座開設前に要チェック】業者トラブルはどんなものがある?万一の際の対処方法を紹介
海外バイナリーオプションを利用したいけれど、トラブルが心配だという方が多いです。
日本語に対応している海外バイナリーオプションも増えていますが、運営会社が海外にあると万が一のトラブルで動きづらいのが正直なところ。
そこでここでは海外バイナリーオプションでこれまでに実際にあったトラブルとその対象方法について紹介していきます。
1. 入出金でのトラブル
海外バイナリーオプションでよく耳にするトラブルが入出金に関することです。
入金については基本的にあまりトラブルは起こりませんが、出金に関してはトラブルの口コミや体験談を頻繁に見かけます。
例えば、バイナリーオプションでたくさん利益を得た後に出金しようとしたら断られた、口座が凍結されたといった内容です。
これについては信頼できる海外バイナリーオプションを選ぶのが一番。
日本で人気の高いところを選ぶようにする、老舗と呼ばれる知名度の高いところを選ぶようにすることが有効な対処方法です。
2. ボーナスのトラブル
海外バイナリーオプションのほとんどはボーナスを用意しています。
例えば、入金額の100%をボーナスとしてプレゼント、などが一般的に見受けられます。
実はこのボーナスを受け取ると出金条件が加わる場合がほとんどです。
ボーナスを受け取った場合入金額の30倍の取引をして初めて出金できるようになるといった内容が挙げられます。
ボーナスにばかり目がいって出金条件まで理解できていない場合、トラブルとして判断されるケースが多いです。
もちろん断ることもできるので、出金条件が良く分からない、あるいは出金条件がつくのが嫌だという方は受け取らない方向で進めていくのが良いでしょう。
3. 突然の閉鎖
あまり多くはありませんが、過去に海外バイナリーオプションで突然閉鎖してしまったトラブルもあります。
もちろん口座に預けていたお金はそのまま無くなってしまいます。
これはバイナリーオプション業者が破綻してしまった場合に起こりうることで、これを避けるためには信託保全がしっかりとしている海外バイナリーオプション業者を選ぶのが有効です。
また、信託保全だけでなくその業者そのものの信用性についても事前にチェックしておきましょう。
無名業者ではトラブルが横行している
実際に海外バイナリーオプションによるトラブルは後を絶たないと言われています。
入金したはずなのにいつまでも反映されない、出金手続きをしたら出金を断られた、といったものが主になります。
もしもこれが自分自身に降りかかってきたら、と思うとゾッとします。
これを避けるためには、多くの日本人ユーザーが楽しんでいる海外バイナリーオプションを選ぶようにする、口コミや体験談を参考にする、そして金融庁に届出を出しているかを確認するのが良いでしょう。
とはいっても届出を出しているから絶対に安心できるとは限りません。
やはり有名どころ、信頼できるところをきちんと選んでいくのが大切です。
バイナリーオプション攻略法
バイナリーオプションは今後のマーケットの浮沈を予想して投資する金融商品です。
バイナリーオプションを開始する前にまず、取引業者ごとのシステムの違いを把握しておくことが必要です。
バイナリーオプションはFXなどと違って、買うタイミング、売るタイミングを自分で決めることができません。
買うタイミングと売るタイミングは業者が決定します。
そして、そのタイミング、回数などは業者によってさまざまです。
自分の取引スタイルに合った取引システムを持っている業者を選ぶことが大切です。
バイナリーオプションは少額から開始できますが、いきなり取引を始めるのは避けた方が良いでしょう。
まずは、業者が提供しているデモ画面やシミュレーションで間隔をつかんでから、実際の取引を開始することが成功のポイントです。
バイナリーオプションは二者択一の投資方法です。
勝つか、負けるかしかありませんし、決着は長くとも24時間以内につきます。
したがって、バイナリーオプションでは、FXとは違って勝ち続けるというのは至難のわざとなります。
必ず負けることはありますが、勝率50%以上なら稼ぎ続けることができます。
負けることがあるということを見越した資金計画、リスクマネジメント方法を確立することが大切です。
レンジ相場で威力を発揮
バイナリーオプションが、他の金融商品であるFXや株式等と異なる点は、利益の大きさに値幅は全く関係ないということです。
裁量トレードでは「利食い」と「損切り」を自分で行わなくてはなりませんが、バイナリーオプションは予想が「当たる」か「外れる」かの二者択一なので値幅を取らなくてもよいのです。
ですので、相場が大きく動かないレンジ相場であっても、それなりに収益を稼ぐことができます。
一定の価格の上限と下限という同じ範囲を行き来するレンジ相場であれば、バイナリーオプションで逆張り予想をすることで勝ちやすくなる傾向にあります。
レンジの上限では「LOW/マイナス」を購入し、下限では「HIGH/プラス」を購入することで、FXや株式では稼ぎにくい値動きの小さいレンジ相場でも、バイナリーオプションで取引することで十分に利益を出せるのです。
このように、バイナリーオプションというFX以外の付加的な選択肢を知り、稼ぎにくい相場でも稼げる方法を実行することで、収益力をアップさせることができるようになります。