【ザオプションの口座凍結リスクを解説】凍結される条件や理由、原因と対策

ザ・オプションの口座凍結リスク ザ・オプション

バイナリーオプション取引で怖いのが「口座凍結」です。

利用規約違反など何らかの事情で口座凍結されると、取引ができなくなる、利益を没収されるなどの重いペナルティーを受けることになります。

「ザオプションに口座凍結の可能性はある?」
「何に気をつければ口座凍結を回避できる?」

と気になっている方もいらっしゃるでしょう。

そこで今回はザオプションの口座凍結の原因や理由を確認し、ペナルティーを課せられることなく、安心・安全に取引するためのポイントを紹介していきます。

この記事を読めば、ザオプションの口座凍結対策を取りながらバイナリーオプション取引に集中できるようになるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ザオプションの口座が凍結されるとどうなるのか?

ザオプションの公式サイトのQ&Aには以下のような記述があります。

口座が凍結される理由について
 
 

要するに、もしもザオプションの口座が凍結されてしまった場合、次の3つのペナルティーが課せられます。

  • ザオプションで稼いだ金額がすべて没収される
  • 該当口座の取引を行えなくなる
  • 入金額のみ出金することが可能だが、最低1,500円~入金額の10%が差し引かれた額になる

最大10%差し引かれた状態とはいえ、入金額を出金できるのはせめてもの情け…といったところでしょうか。

ちなみに最大10%を引いた金額の出金になるのはアンチマネーロンダリング規制の影響です。

これまでに一生懸命頑張って稼いだ利益がすべて水の泡になってしまうため、ザオプションで取引するなら絶対に口座凍結は避けたいですね。

ザオプションの口座凍結される12個の理由

ザオプションの公式サイトに口座凍結される原因・理由が明記されています。

口座凍結される原因・理由が明記されている
 
 

具体的には次の12点です。

  1. レート遅延、フロントランニングを狙った不自然な取引
  2. システム乱用を狙った自動売買取引ツールの使用および取引
  3. 取引額と比べ入出金額が通常の範疇を超えるとみなす場合
  4. クレジットカードの乱用
  5. 本人確認書類などに虚偽がある
  6. 重複口座
  7. グループ取引
  8. 第三者に成りすまして別名義の取引口座
  9. 同一IPアドレスや単一デバイスから複数の取引口座へのログイン
  10. 相場の上下予測に基づいていない不自然な取引を行ったと判断
  11. 第三者カード(家族名義含む)を利用
  12. 取引目的ではない口座利用

それでは各原因・理由の詳細を見ていきましょう。

レート遅延やフロントランニングを狙った取引

レート遅延を悪用した取引とは、配信の早い業者のレートを参照し、それに基づいてザオプションで有利に取引することです。

バイナリーオプションのレートは業者で配信スピードが異なるため、このような事態が引き起こされます。

ザオプションのチャート画面を見ながら取引をすればまず問題ありません。

フロントランニングは仲介会社(証券会社など)が顧客の注文の前に自分の注文を先に出す行為をいいます。

事前に顧客の金の流れを確認した上で、自分たちに利益が出るように投資することで、確実な利益を上げられる…というもの。

株取引などで使われることの多い用語で、インサイダー取引と似たような性質を持っている…と考えればわかりやすいのではないでしょうか。

一個人でフロントランニングを狙った取引を行うのは難しいですが、金融商品取引業者や役職員の知り合いがいて、彼らの協力を得られれば不可能ではありません。

発覚すれば当然一発で口座凍結になります。

自動売買取引ツールの使用は認められていない

ザオプションは自動売買取引ツールの使用を認めていません。

株取引やFX取引は自動売買ツールが当たり前のように使われているだけに、利用できないことに驚く方もいらっしゃるでしょう。

ザオプションに限らず、バイナリーオプション業者の大半は自動売買取引ツールを禁止しています。

ちなみに「注文を連打したら自動売買ツールだと思われて口座が凍結された」といった意見も見かけました。

確かに自動売買だと勘違いされかねないですね。

しかしバイナリーオプションで「連打しなくてはならない事態」はほとんどありえないでしょうから、そこまで気にしなくても大丈夫でしょう。

「連打は危険」と覚えておけば十分です。

取引額・回数と比べて異常な入出金額

アンチマネーロンダリングの観点から口座凍結が行われる可能性があります。

本人にそのつもりがなくても、入出金額が多いにもかかわらず取引額・回数が少ない時は注意が必要です。

そもそもザオプションは口座レベルに応じて最大出金可能額が決められています。

口座レベル 最大出金可能額(30日間)
チャンレンジャ― 50万円
トレーダー 50万円
ベーシック 50万円
プロ 50万円
エキスパート 100万円

最も口座レベルの高いエキスパートでも1ヶ月間で100万円が出金額の上限。

それ以外は全て月50万円が上限額です。

ちなみに入金額の上限は設けられていません。

最大出金可能額が決められているにもかかわらず、数百万円、数千万円規模の入金があれば「マネーロンダリングなのでは?」と怪しまれるのは当然でしょう。

ザオプションは高額取引を行う…というよりは少額な取引を何度も繰り返すことを目的としたバイナリーオプション業者だと考えてください。

クレジットカードの乱用

アンチマネーロンダリング規約によるクレジットカードの不正利用に厳しく対応していて、口座凍結の大きな理由の1つとなっています。

同じクレジットカードで何度も入出金を繰り返したり、複数のクレジットカードを登録し直したり…といった場合は疑われる原因となるので注意してください。

本人確認書類や現住所証明書類などの提出書類に不備や虚偽がある

ザオプションの口座を作る際に個人情報を登録しなくてはなりません。

その登録した個人情報に不備または虚偽が発覚した際に口座凍結のリスクがあります。

最近では書類に偽造を施し、この世に存在しない人物として口座を開設しようという人も出てきており、対応はかなりシビア。

虚偽申請を絶対に行わないのは当然として、登録内容にうっかり不備がないように気をつけましょう。

重複口座の作成は全口座凍結の可能性あり

ザオプションは1人につき1口座までと決められています。

理由としては、複数口座を作るとマネーロンダリングなどに利用したい口座を求めている人に売る…といった悪事が想定されるからです。

「複数の口座を使って、様々なトレードスタイルを試してみたい」といった人もいるでしょう。

しかし重複口座が認められた時点で、すべての口座が一斉に凍結されてしまうので絶対にやめてください。

グループ取引は禁止されている

グループ取引とは複数の人たちが集まって1つのグループを作り、運営者の指示に従って取引を行う方法です。

つまり知識は一切不要でもバイナリーオプション取引を行えることになります。

人数の規模が大きくなれば、その分だけ相場に与える影響も大きくなってきますし、ザオプションをはじめとしたバイナリーオプション業者にとってメリットはありません。

グループ取引が発覚した時点で口座凍結となるので絶対に手を出すことがないように気をつけてください。

またグループ取引は詐欺が横行しているので、トラブルの温床となっていて、参加すること事態がリスキーです。

手を出すべきではありません。

第三者に成りすまして別名義の取引口座を作ってはならない

これに関してはザオプションだけに限らず、すべてのバイナリーオプション業者に共通していることです。

マネーロンダリングの温床になりますし、上記した提出書類の虚偽や偽造にも繋がってくるので絶対にやめましょう。

同一IPアドレスや単一デバイスから複数の取引口座へのログイン

上でも述べたように、ザオプションは1人につき1口座しか認められていません。

同じIPアドレスや単一デバイスから複数の取引口座にログインがある=複数口座を所持していることになるためNGです。

相場の上下予測に基づいていない不自然な取引を行ったと判断されると口座凍結

バイナリーオプションは相場の上下予想をベースに取引を行うのが基本であり、ルールです。

これに乗っ取らない不自然な取引を繰り返すと「自動売買ツールを使っているのではないか」といった疑惑を持たれることになります。

トレードスタイルによっては「あえて逆張り」をメインにする人もいるでしょうが、あまりにも極端に不自然な取引とならないように注意が必要でしょう。

第三者のクレジットカード(家族名義含む)を利用してはならない

ザオプションのクレジットカード入出金に使用できるのは本人名義のものだけです。

家族など本人にとって身近な人のクレジットカードでも利用は認められていません。

クレジットカード所有者の許可を得ていても絶対に使わないようにしましょう。

取引目的ではない口座利用を行った

ザオプションの口座はバイナリーオプション取引のための口座であり、銀行口座のように入出金を目的とした利用は認められていません。

上記したマネーロンダリングなどに繋がりかねないため、発覚すればすぐに口座凍結となります。

ザオプションの口座が凍結されてしまった時の対処方法

ここまでに紹介した利用規約違反、ルール違反による口座凍結は解除のしようがありません。

しかし万が一運営側の勘違いで口座凍結されてしまった場合は速やかにサポートへ連絡を入れましょう。

運営側の手違いによる口座凍結なら、事情を説明することで凍結解除となる可能性があります。

サポートへの連絡方法は次の2つです。

Email support@theoption.com
電話番号 0120-982-453

ザオプションの営業時間は日本時間の16:00~23:00となっています。

まとめ

今回はザオプションの口座凍結の原因や理由、対処方法などを紹介しました。

最後にもう一度ポイントを振り返ってみましょう。

  • 口座凍結の主な理由は利用規約に反した取引による
  • マネーロンダリングに関わりそうな使い方をすると凍結のリスクが高まる
  • 身に覚えのない口座凍結を受けたら速やかにサポートへ連絡する

以上3つが本記事のポイントになります。

「ザオプションの口座凍結が怖い」
「何に気をつければ良いの?」

と言った人は、ぜひこの記事を参考にして、取引ルールを今一度確認し、規約違反による口座凍結を受けることがないように、改めて自分のトレードスタイルを意識してみてくださいね。