TitanFXには2つの口座タイプが用意されていますが、どちらを選べば良いのか迷っている方もいらっしゃるでしょう。
「口座タイプでどんな違いがあるの?」
「どういう基準で選べば良いの?」
といった声を耳にする機会も多いです。
そこで今回は、TitanFXの口座タイプの種類、それぞれの特徴、選び方などを紹介していきます。
この記事を読めば、あなたのトレードスタイルに合わせた口座タイプを選べるようになるので、ぜひ参考にしてください。
TitanFXの口座タイプは2種類!各口座タイプの特徴をチェック
TitanFXの口座タイプは次の2種類から選べるようになっています。
- スタンダード口座
- ブレード口座
それぞれの口座タイプのスペックを表にまとめると次のとおりです。
スタンダード | ブレード | |
---|---|---|
取引手数料 | 無料 | 片道3.5ドル/ロット(10万通貨) |
取引方式 | STP | ECN |
平均スプレッド(米ドル円) | 1.3pips | 0.3pips(最小0.0pips) |
ゼロポイントテクノロジー | ○(超高速約定、低スプレッドなど) | |
ゼロカットシステム※ | ○(追証のリスクなし) | |
ワンクリック取引 | ○ | |
取扱銘柄 | 70以上の通貨ペア、コモディティ、株価インデックス | |
初回最小入金額 | 200ドル相当 | |
最小取引量 | 0.01ロット(1,000通貨) | |
最大取引量 | 100ロット(1,000万通貨) | |
最大レバレッジ | 500倍 | |
取引手法制限 | なし(スキャルピング、両建て、EAなど制限なし) | |
プラットフォーム | MT4、MT5 | |
基本取引通貨 | 日本円、米ドル、ユーロ、豪ドル、シンガポールドル | |
口座開設費・維持費 | 無料 |
※ゼロカットシステムとは追証が発生しない仕組みのこと。もっと詳しく知りたい方は、以下の記事をご参考下さい。
両口座タイプの異なる点を挙げると、次の3点のみになります。
- 取引手数料の有無
- 取引方式(STP、ECN)
- スプレッド
TitanFXの口座タイプは、取引方式STPとECNによって分けられています。
それぞれを簡単に説明すると…
市場とトレーダーの間にTitanFXが介入し、最適なレートを提示してくれる取引方式。
インターバンク市場の価格レートから、トレーダーに最適なレートを提示する金融機関(LP)を自動選択・売買できる。
TitanFXは50以上ものLPがあり、低スプレッド・高約定力を実現できている。
【ECN口座】
市場とトレーダーの間にTitanFXが介入しない取引方式。
ネット上でLP、個人投資家を含めた売買注文から、自分が注文した価格と近いものが自動選択・売買する。
トレードコストを抑えられるものの、取引手数料が発生する点に注意。
これらの違いを踏まえた上で、各口座タイプの特徴や適した人を見ていきましょう。
スタンダード口座の特徴と向いている人
スタンダード口座の特徴は次の2点になります。
- 取引手数料がかからない
- スプレッドはやや広め
最大の特徴は、取引手数料が発生しない点にあります。
そのため、取引コストはスプレッドだけに集中すれば良いため分かりやすい口座タイプと言えるでしょう。
ただしブレード口座と比べて、スプレッドがやや広めに設定されています。
とはいえ、他の低スプレッドを売りにしているFX業者と同水準に抑えられているので、取引コストを抑えたトレードが実現可能です。
業者 | TitanFX | gemforex | XM | axiory |
---|---|---|---|---|
平均スプレッド | 1.3 | 1.2 | 2 | 1.3 |
裁量取引や取引量が少なめの、初級・中級トレーダーに適した口座タイプと言えます。
ブレード口座の特徴と向いている人
ブレード口座の特徴は次の2点になります。
- スプレッド最小0.0pips、平均0.3pips
- スプレッドは狭いものの手数料が別途かかる
魅力はなんと言っても最小0.0pipsの低スプレッドです。
米ドル円の平均スプレッドは0.3pipsとかなり狭くなっています。
手数料は「片道3.5ドル/ロット(10万通貨)」なので、往復で考えると、スプレッドに0.7pipsを上乗せした数値が実質スプレッドになります。
仮に0.3pipsのとき、1ロットの取引を行えば、実質1.0pipsのコストがかかる、といった具合です。
それでもスタンダード口座よりスプレッドを低く抑えやすくなっているので、取引量の多いトレーダー、特にスキャルピングなど短期間に何度も取引を繰り返すスタイルの人に適しています。
他社のECN口座のスプレッドと比べると、次の表のようになります。
業者 | TitanFX | gemforex | XM | axiory | |
---|---|---|---|---|---|
低スプレッド口座 | 平均スプレッド | 0.3 | 0.3 | 0.1 | 0.3 |
取引手数料(pips) | 0.7 | なし | 1 | 0.6 | |
往復実質コスト(pips) | 1 | 0.3 | 1.1 | 0.9 |
gemforexだけ飛び抜けてコストが低いですが、他業者とほぼ同水準に抑えられていることが分かります。
TitanFXのスプレッドについては「TitanFXのスプレッドって狭いの?他海外FX業者と比較してみた!」でもっと詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみてください。
TitanFXで取引コストを抑えたいならブレード口座がおすすめ
ここまでに紹介したように、取引コストを抑えたトレードを目指す人はブレード口座を選ぶのが良いでしょう。
他社と比べてもトップクラスのスプレッドの狭さですし、取引手数料も控えめです。
裁量トレード、自動売買(EA)のいずれのスタイルでも取引コストが低いに越したことはありませんよね。
他社のように「スタンダード口座じゃないとEAは使えない」といった制限は、TitanFXには全くありません。
もちろんブレード口座だから約定力が落ちる、スリッページが発生しやすい…といったネガティブな面も気にする必要無し!
ブレード口座はとても優秀な口座タイプになるので、TitanFXの口座選びに悩んだらブレード口座の開設を検討してみてはいかがでしょうか。
両口座タイプを開設するのもアリ
TitanFXは1つのアカウントで最大6つの口座を開設できます。
そのため「メインはブレード口座で、取引量の少ないサブにスタンダード口座を開設する」といった方法も可能です。
口座の追加はとても簡単。
クライアントキャビネット(マイページ)にログインして「追加口座の開設」を選択。
情報を入力します。
このとき口座タイプを選べるので、スタンダード・ブレードのいずれか希望するものを選択してください。
最後に口座開設を選択すれば、確認画面が表示されます。
クライアントキャビネットに追加口座が表示されれば無事完了です。
まとめ
今回はTitanFXの口座タイプの特徴や違い、選ぶポイントなどを紹介しました。
最後にもう一度おさらいすると
- スタンダード口座とブレード口座の2種類から選べる
- ブレード口座は最小0.0pips~の低スプレッドが魅力だが取引手数料(往復0.7pips/ロット)がかかる
- 追加口座を使えばスタンダードとブレードの両口座を持つことができる
の3つが今回のポイントとして挙げられます。
「口座タイプの違いが分からない」
「自分に合っているのはどっちの口座?」
といった方は、ぜひこの記事を参考にして、あなたのトレードスタイルに合う口座タイプを選んでみてくださいね。
TitanFXについてもっと詳しく知りたい方は以下の記事もご参照ください。