XMに口座を開設する際、どの口座タイプを選べば良いのか悩んだことはありませんか?
中でも「ゼロ口座」はスプレッドが狭く、気になっている方も多いでしょう。
「ゼロ口座ってスプレッドが狭いみたいだけれど、メリット・デメリットは何があるの?」
「他社の低スプレッド口座と比べて、XMのゼロ口座はどんな特徴がある?」
といった声も多く上がっています。
そこで今回は、XMのゼロ口座の特徴やメリット・デメリット、XMの他口座との比較や、他社低スプレッド口座との比較など、幅広くまとめました。
この記事を読むことで、ゼロ口座の魅力を知り、あなたの取引スタイルに合ったトレードを実現できるようになるので、ぜひ参考にしてください。
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XMのゼロ口座の大きな特徴は2つ
まずはXMのゼロ口座にどのような特徴があるのかを説明していきます。
ポイントは次の2点です。
- 業界最狭水準のスプレッド(最小0.0pips)
- ECN方式の取引
それでは各特徴についてみていきましょう。
1. ゼロ口座の最大の特徴は「業界最狭水準のスプレッド(最小0.0pips)」
名前のとおり、スプレッドがゼロになることもあるゼロ口座。
平均すると0.1pipsと、従来のFXでは考えられなかった低水準のスプレッドに抑えられています。
スキャルピング、デイトレードといった短期取引を頻繁に行うスタイルのトレーダーにとって、スプレッドの狭さは最重要視すべきポイントの1つ。
取引回数が多くなりがちなため、どれだけコストを下げられるかは利益に直結しますよね。
そのためゼロ口座は短期トレーダーから絶大な人気を得ています。
2. ECN方式を採用!低スプレッドと透明性を実現
XMのゼロ口座は「ECN方式」を採用しています。
ECN取引は、取引の最中にブローカーが仲介せず、トレーダーが市場と直接取引する方式のこと。
一般的な取引(STP方式など)はブローカーがスプレッドを上乗せした数値で取引しなくてはならないため、どうしてもスプレッドが高くなるのがネックでした。
ECN方式なら市場のレートと同等のスプレッドが適用されるので、他にはない低スプレッドを実現できます。
また、他方式は、ブローカーがどれくらいのスプレッドを上乗せしたのか、本当に適切な数値なのかを確かめることができない点が問題視されることも。
ECN方式はブローカーが介入していないので、透明性の高いスプレッドを実現しています。
STP口座とECN口座の違いについては「XMのSTP口座とECN口座の方式の違いや口座のおすすめ度・特徴」の記事で紹介しているのであわせてお読みください。
XMのゼロ口座と他口座タイプを比較
XMは次の4種類の口座タイプが用意されています。
- スタンダード口座
- マイクロ口座
- ゼロ口座
- KIWAMI極口座
ここからはどの口座があなたに合っているのか、選ぶポイントを紹介していきましょう。
各口座タイプのスペックを比較!それぞれの特徴を知ろう!
まずはゼロ口座、スタンダード口座、マイクロ口座、KIWAMI極口座のスペックや違いを知る必要があります。
各口座のスペックを表にまとめると次のとおりです。
※口座開設ボーナスのみ受取可能
この表から、各口座に適したタイプを考えてみましょう。
口座タイプ | 特徴 | 適している人 |
---|---|---|
マイクロ口座 | 1ロットの単位が小さめに設定されている | 少額取引を試してみたい、初めてのトレード |
スタンダード口座 | 名前のとおりスタンダードな内容でとても使いやすい | ボーナスを有効活用したい、本格的なトレード |
ゼロ口座 | スプレッドが狭く、取引コストを抑えられる | 短いスパンで繰り返し取引する短期トレードに向いている |
KIWAMI極口座 | 手数料無料の極小スプレッド口座。 | トレードを頻繁に行う人、スキャルパー、大口トレーダーに最適 |
といった具合になります。
詳しくは後述しますが、ゼロ口座はXMの口座の中で唯一ボーナスを受け取れません。
また最低入金額が10,000円と高めになっている点を考慮すると、上級者向けの口座タイプと判断できます。
ゼロ口座はスタンダード口座よりコストを安く抑えられる
スタンダード口座とゼロ口座を比べる上で、スプレッドの差はとても重要です。
そこで各口座の平均pipsを比較してみましょう。
なおゼロ口座は手数料を含めた平均pipsを記載しています。
通貨ペア | スタンダード(pips) | ゼロ(pips) | 差(pips) |
---|---|---|---|
米ドル/円 | 1.6 | 1.1 | 0.5 |
ユーロ/円 | 2.6 | 1.6 | 1 |
ポンド/円 | 3.5 | 2.1 | 1.4 |
豪ドル/円 | 3 | 1.8 | 1.2 |
ユーロ/ドル | 1.6 | 1.1 | 0.5 |
ポンド/ドル | 2.3 | 1.4 | 0.9 |
仮に米ドル/円を1ロット(10万通貨)取引したスプレッドを計算すると…
ゼロ:0.1pips×10万通貨+1.0pips=$11
差額は$5となり、ゼロ口座の方が取引コストを安く抑えられることになりました。
ゼロ口座はボーナス面で「口座開設ボーナスしか受け取れない」というデメリットがあるものの、取引を行うほどお得になっていくタイプだと考えられます。
XM「ゼロ口座」の7つのメリット
ここからはXMのゼロ口座が選ばれるメリットについて詳しく解説します。
注目したいメリットは次の7点です。
- 約定力が高い
- リクオートがない
- 低スプレッドでコストを抑えられる
- ゼロカットシステムを採用
- 板情報を確認できる
- ECN口座では珍しいボーナス対象
- 取引手数料を経費として申告できる
それでは各メリットの詳細をみていきましょう。
約定力がとても優秀!スキャルピングにも強みを発揮
ゼロ口座はECN方式で取引しているため、約定力が非常に強いのがメリットです。
全注文がほぼ1秒未満を実現するほど約定スピードが早く、スリッページはほとんど気にならないレベル。
スキャルピングなど、一瞬が勝負になりやすい取引スタイルほど約定力の高さを実感できるでしょう。
リクオートのリスクがなく、想定外のトレードを回避できる
リクオートは、トレーダーが希望した価格の注文を業者側が拒否すること。
最初に提示していたスプレッドでは、業者側が損をしてしまう事態などでリクオートが起こるケースが多いです。
リクオートが発生すると、業者は新たな価格を提示してきますが、元値よりもトレーダーに不利な条件になるため、我々からすると回避したいもの。
XMのゼロ口座はECN方式で、取引に業者が介入していないため、リクオートが発生する心配はありません。
低スプレッドで取引コストを抑え、取引チャンスを増やせる
上記したように、XMのスタンダード・マイクロ口座と比べ、スプレッドでの取引コストを抑えられます。
取引コストが減れば、それだけより多くの利益を残しやすくなり、次の取引に活かしやすくなるため、取引チャンスの増加が見込めるでしょう。
ゼロカットシステムの採用で、入金以上の損失額は発生しない
XMは全ての口座に「ゼロカットシステム」を採用しています。
これは「入金額以上の損失はXMが負担してくれる」というトレーダーにとって非常に強力なサービスです。
ゼロ口座は最大500倍のレバレッジに対応しているため、思い切ったトレードに踏み込めるのも魅力。
最低限の入金額で、レバレッジ500倍をかけ、強気の取引を行い、失敗したとしても、ゼロカットシステムのおかげで入金額以上の損失は発生しません。
板情報で価格・注文量をひと目で確認できる
ゼロ口座は板情報を確認できます。
対象通貨ペアの気配値に対し、買い注文・売り注文の量をリアルタイムで確認できるのは大きなメリットです。
各種情報が明確で透明性が高く、また注文量を見ることで今後の値動き、トレンドを予測しやすくなります。
ECN口座の中では珍しく、口座開設ボーナスの対象になっている
XM以外にもECN口座を提供している海外FX業者がいくつかあります。
しかし全体的な傾向として、ECN口座はボーナス受取の対象外となっていることがほとんど。
一方XMのゼロ口座は「口座開設ボーナス」で13,000円相当のボーナスポイントを受け取ることができます。
残念ながら他のボーナス(入金ボーナスなど)は対象外ですが、それでも最初に13,000円分の差がつくのは大きなメリットですね。
関連記事:XMボーナスの受け取り方&13000円が貰える口座開設キャンペーンを徹底解説
取引手数料を必要経費として申告可能な節税に有効な口座
ゼロ口座は取引手数料(往復$10)が発生しますが、実はこれを必要経費として申告できます。
そのため節税対策ができ、トレードコストを抑える効果を期待できるメリットが!
取引でかかる、他のコストに「スプレッド」がありますが、こちらは売買価格差なので、必要経費として申告できません。
スプレッドが狭く、トータルコストを抑えつつ、さらに節税対策が取れるゼロ口座は、あらゆる面でのコストパフォーマンスが優秀と判断できるでしょう。
XMのゼロ口座を利用するデメリットは3つ
メリットたっぷりのゼロ口座ですが、デメリットも少なからず存在しています。
具体的には次の3つです。
- 入金額のハードルが高い
- ボーナスがもらえない
- スタンダード口座より取り扱い通貨が少ない
それでは各デメリットの内容をみていきましょう。
最低入金額10,000円からと投資初心者にはややハードルが高い
XMの「スタンダード口座」「マイクロ口座」「KIWAMI極口座」は最低入金額が500円と手軽に始められる設定となっています。
一方で「ゼロ口座」は、最低入金額10,000円。
ややまとまった金額が必要になるので…
「ちょっとFXを始めてみようかな」
「少額から試してみたいな」
といった人にはデメリットに感じられるでしょう。
ゼロ口座は口座開設ボーナス以外は対象外】
スタンダード・マイクロ口座は次の3つのボーナスを受け取れます。
- 初回口座開設ボーナス(3,000円)
- 入金ボーナス(初回100%。追加入金は20%)
- XMロイヤルティプログラム(XMP)※
※XMPは取引の度にポイントが加算され、クレジットボーナスとして使えるサービス。詳しくはこちらの「XMのロイヤルティプログラムを徹底解説」という記事をお読みください。
しかし残念ながらゼロ口座は口座開設ボーナスしか受け取れません。
ボーナスが少ない分、スプレッドが低く、取引手数料を安く抑えられるので、それをメリットととるか、デメリットととるかは人それぞれでしょう。
ゼロ口座は取り扱い通貨ペアや商品数が少ない
スタンダード口座と比べてゼロ口座が取り扱っている商品はやや少なめとなっています。
ゼロ:56通貨ペア+ゴールド、シルバー
残念ながらコモディティ、株式、CFDといった商品を取引できないので、これらのトレードを希望する方は、別でスタンダード口座またはマイクロ口座を開設しなくてはなりません。
とはいえ、XMは、1つのアカウントにつき最大8つの口座を開設できるので、さほどデメリットとは感じられないでしょう。
ゼロ口座はFX専用と割り切って利用するのがおすすめです。
XMと人気海外FX業者のECN口座のスプレッドを比較
気になるのは「XMのゼロ口座は、他のFX業者よりもお得なのか?」という点ではないでしょうか。
そこでここからはXMと他業者のECN口座のスプレッド(実質手数料)をみていきましょう。
今回は日本人トレーダーから絶大な支持を受けている、人気の海外FX業者4社を比べていきます。
比較通貨ペアは「米ドル/円」です。
各社のスプレッドを一覧にまとめると次の表のとおりです。
XM | GEMFOREX | TitanFX | axiory | |
平均pips | 0.1 | 0.3 | 0.33 | 0.3 |
手数料(pips) | 1 | なし | 0.7 | 0.6 |
実質スプレッド | 1.1 | 0.3 | 1.03 | 0.9 |
ボーナスの有無 | ○ | × | × | × |
初回入金額(円) | 10,000 | 300,000 | 20,000 | 20,000 |
EA利用 | ○ | × | ○ | × |
最大レバレッジ(倍) | 500 | 1,000 | 500 | 400 |
実質スプレッドだけで比較すると、他社と同水準~やや高い、といったところでしょうか。
XMのスプレッドについてのさらなる詳細情報は「XMのスプレッドは狭いのか全通貨ペア毎に徹底比較」の記事でも解説しているので、ぜひ御覧ください。
その他の部分を比べてみると、全体的に使いやすい内容にまとまっていることがよく分かります。
特に大きいのは次の3点。
- 3,000円とはいえ、ボーナスがもらえる
- 初回入金額が安いので始めやすい
- EA(自動売買)が使える
中でもEA対応可能な部分は大きなメリットと言えます。
スキャルピングに強みを持つゼロ口座で、スキャルピング系のEAを使えるのは差別化されている最大のポイントといて差し支えないでしょう。
さらに細かい点になりますが、XMは自社資金と顧客資金を分別管理し、AIG保険に信託保全を行っているため、万が一の際の安心感も大きいです。
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XMのゼロ口座の利用が向いている人
ここまでに紹介したメリット・デメリットを踏まえると、次の4つに当てはまる人に適した口座だと言えます。
- ボーナスはさほど重要視していない
- スキャルピングやデイトレードなど、短期トレードをメインにする(低スプレッド・優れた約定力)
- 指定した価格で取引したい(ECN方式)
- EAを使いたい(特にスキャルピング系)
他社を含めたECN口座を検討中の方で、スプレッド以外の部分を重要視するならXMのゼロ口座が第一候補に挙げられるでしょう。
スキャルピングやデイトレードに特化しているので、これらの取引スタイルの方にピッタリの口座です。
まとめ
今回はXMのゼロ口座の特徴、メリット・デメリット、他社との比較などを紹介しました。
最後にもう一度おさらいすると…
- 最低スプレッド0.0、平均0.1pipsの業界最狭水準のスプレッドが魅力!
- 口座開設ボーナス3,000円が受け取れる!
- ECN口座では珍しいEA(自動売買)が使える!
の3つが挙げられます。
「どのFX業者の口座を開設しようか悩み中」
「スキャルピングをメインでトレードしたい」
そんな方は、ぜひこの記事を参考に、高コスパが魅力なXMのゼロ口座を開設してみてはいかがでしょうか。
XMの評判についてもっと詳しく調べたい方は以下の記事もあわせて読んでみるとよいでしょう。