海外FX業者のTitanFX(タイタンFX)で取引するには、口座開設が必要になります。
「海外FX業者の口座開設って難しそう…」
「どんな流れ・手順で進めれば良いの?」
といった方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、TitanFXの口座開設方法・手順を分かりやすくまとめました。
この記事を読めば、海外FXが初めての人でも、スムーズに迷うことなく口座開設ができるようになるので、ぜひ参考にしてください。
TitanFXの口座開設を行う前に準備しておくもの
TitanFXの口座開設時に提出しなくてはならないものがいくつかあります。
具体的には次の3つです。
- 本人確認書類(運転免許証、パスポート、マイナンバーカード)の画像データ
- セルフィーデータ(自撮り画像)
- 現住所を確認できる書類の画像データ(住民票、公共料金の請求書、銀行の利用明細)
上2つは動画データを用意する必要があります。
画像データだと改ざんしやすいため、動画データでの提出を求めていると予想。
スマホなどで撮影したものをPCに取り込んで、それを提出すれば良いので、事前に準備しておくとスムーズに進められるでしょう。
TitanFXの口座開設方法・手順の流れ
TitanFXの口座開設の流れは次の9ステップになります。
- 公式サイトからリアル口座を開設する
- ユーザー情報を登録
- 取引口座の選択
- ユーザー情報を登録
- 確認メールの受信と確認
- クライアントキャビネットの登録手続き
- セキュリティ情報を入力
- 住所の確認
- 認証完了メールの確認
それでは各方法の詳しい手順をみていきましょう。
公式サイトにアクセスして口座開設の準備を始める
TitanFXの公式サイトにアクセスすると、トップページに「リアル口座を開設」というボタンがあるので、そちらをクリックします。
ユーザー情報を登録する
ユーザー登録画面に移動するので、次の4つを入力・チェックしましょう。
- 申し込み口座の選択(個人or法人)
- メールアドレス
- パスワード
- ニュース情報の受取同意
これらを入力したら画面下部にある「さあ、始めましょう」ボタンをクリックします。
取引口座を選択する
続いて取引口座の設定を行います。
入力事項は次の5つです。
- プラットフォーム(MT4、MT5)
- 口座タイプ(スタンダード、ブレード)
- レバレッジ(500:1、400:1、300:1、100:1、50:1、1:1)
- ベース通貨(JPY、USD、AUD、SGD、EUR)
- 商品の性質、リスクへの同意
各入力事項の詳細については後述していくので、そちらを参考にしてください。
今回はプラットフォームMT4、口座タイプスタンダード、レバレッジ500倍、ベース通貨JPYで口座開設していきます。
入力が完了したら「次へ」ボタンをクリックしましょう。
プラットフォームの違いについて
TitanFXは開設する口座に、次の2つのプラットフォームのうちどちらを使用するかを決めなくてはなりません。
- MT4
- MT5
それぞれの主な違いをまとめると次の表のようになります。
MT4 | MT5 | |
---|---|---|
動作 | 普通 | 軽快 |
時間足 | 9種類 | 21種類 |
両建て | 可能 | 可能 |
ワンクリック注文 | 可能 | 可能 |
インジケーターの種類 | 多い | 少なめ(増加中) |
EA(自動売買)の種類 | 多い | 少なめ(増加中) |
ネット上での情報数 | 多い | 少なめ(増加中) |
リリース | 2005年 | 2010年 |
イメージとしては、MT5は軽快な動作でサクサクと取引ができるので、スキャルピングなどの裁量トレードで性能を実感しやすいです。
一方のMT4は、先発プラットフォームということもあって、カスタムインジケーターやEAの数がとても豊富。
他トレーダーが公開している情報数も相当なものになるので、わからないことをすぐに調べられるのが利点となっています。
そのため…
- 裁量トレードメイン:MT5
- 自動売買メイン:MT4
- どっちになるか分からない:MT4
で選ぶのが一般的です。
なおMT4は最終アップデートが2017年となっていて、開発元メタクオーツ社は開発終了のアナウンスを行っています。
つまりMT5への移行を推奨しているわけですが、2020年時点ではTitanFXを含めた、多くの海外FX業者がMT4を引き続き提供しているため、特に不自由はありません。
今後はMT5が主流となっていくでしょうが、既存のコンテンツが充実しているMT4の方が有力なのが現状と言えます。
口座タイプの違いについて
TitanFXには次の2つの口座タイプが用意されています。
- スタンダード
- ブレード
大きな違いはスプレッドです。
スタンダードを基準に、ブレードはスプレッドが狭く設定されています。
しかし取引ごとに手数料を支払わなくてはなりません。
違いを表にまとめると次のようになります。
口座タイプ | スタンダード口座(SD) | ブレード口座(Blade) |
---|---|---|
最大レバレッジ | 500倍 | 500倍 |
取引手数料 | 無料 | 3.5ドル/ロット |
最低取引単位 |
0.01ロット (1,000通貨) |
0.01ロット (1,000通貨) |
最低入金額 | 1円~ | 1円~ |
平均スプレッド | 1.3pips | 0.3pips |
EA利用 | 可能 | 可能 |
スプレッドの狭さ、手数料の有無以外はさほど違いがないので、正直どちらを選んでもOK。
- FX初心者
- スプレッドや手数料などシンプルで分かりやすい方が良い
- 取引スタイルに特にこだわりはない(スキャルピング、自動売買など)
【ブレードがおすすめの人】
- 取引コストを極力抑えたい
- スキャルピングなど短期売買をメインにしている
- FXに慣れている
といった具合に使い分ければ良いでしょう。
TitanFXは1アカウントで最大6口座まで開設でき、スタンダードとブレードの両口座を作り、スタイルに合わせて使い分けられるので安心してくださいね。
あわせて読む:TitanFXの口座タイプは2種類から選べる!自分に適した口座の選び方を教えます
レバレッジは500倍を選ぼう
口座開設時に次の6つのレバレッジを選択できます。
- 500:1
- 400:1
- 300:1
- 100:1
- 50:1
- 1:1
レバレッジを効かせれば、少ない資金で大きな取引が可能になるため、FXの花形機能と言っても良いでしょう。
口座開設時のレバレッジ設定は500倍を推奨します。
というのが、レバレッジは変更可能だからです。
「レバレッジを変更したいから」といった理由でわざわざ新規口座の開設をする必要はありません。
レバレッジ変更の条件は「ポジションを保有していない状態であること」となっているので、その点だけ留意しておけば大丈夫でしょう。
関連記事:TitanFXのレバレッジは最大500倍!少額でも大きな取引ができる!
ベース通貨はどれを選ぶ?
TitanFXのベース通貨は次の6種類になります。
- JPY(日本円)
- USD(米ドル)
- AUD(豪ドル)
- SGD(シンガポールドル)
- EUR(ユーロ)
日本円をベース通貨に選べば、入出金が日本円で行われるので、為替レートの影響を受けずにやりとりができます。
しかし日本円以外を選ぶと、入出金時に為替レートの影響を受けるため注意が必要です。
例えば…
1ドル=110円で100ドル出金:11,000円(為替差益1,000円)
1ドル=90円で100ドル出金:9,000円(為替差損1,000円)
といった具合になります。
もちろん入金時も同様に為替レートを考慮しなくてはならないので、面倒と言えば面倒。
入出金のときに、こちら側に有利なレートになっていれば良いのですが、必ずしもそうとは言えませんよね。
そのため基本はベース通貨日本円の「円建て口座」を選ぶのがおすすめです。
ユーザー情報の登録しよう
次はユーザー情報を登録します。
入力事項は次の10個です。
- 名(ヘボン式ローマ字)
- 姓(ヘボン式ローマ字)
- 生年月日
- どこでTitanFXを知ったか
- 国
- 電話番号
- 住所
- 市町村区
- 都道府県
- 郵便番号
ヘボン式ローマ字は日本語表記をローマ字表記するためのルールの1つで、パスポートなどに使われています。
特殊な変換方式なので、手動で設定するよりも変換サービスを利用した方が便利かつ確実です。
ヘボン式変換君(http://hebonshiki-henkan.info/)
例えば「難波 太郎(なんば たろう)」さんは、普通にローマ字入力すると「nanba tarou」になりますが、ヘボン式ローマ字だと「namba taro」になる、といった具合です。
次に住所ですが、日本とは記載する順序が異なる上に、ローマ字で記入しなくてはなりません。
仮に「〒812-0012 福岡県福岡市博多区博多駅中央街1-1」なら、次のように入力してください。
国:Japn
住所:1-1, Hakataeki Chuogai
市町村区:Fukuoka Shi Hakata Ku
都道府県:Fukuoka
郵便番号:812-0012
「英語で住所入力は面倒!」という方は、変換サービスを利用すると簡単です。
JuDress(http://judress.tsukuenoue.com/)
全ての情報を記入し終えたら、画面下部の「取引口座を開設する」をクリックしましょう。
すると登録完了&メールを送信した旨を伝える画面が表示されます。
確認メールの受信と確認
登録したメールをチェックしてみると、TitanFXから確認メールが送られてきているのが分かります。
こちらの「確認」をクリックしましょう。
するとメールアドレスの確認が行われ、完了すると以下の画面が表示されます。
続いてクライアントキャビネット(マイページ)にログインして、本人登録手続きを進めていきましょう。
クライアントキャビネットの登録手続きをすすめる
メール確認画面の下部にある「クライアントキャビネット」をクリックするとログイン画面に移動します。
こちらに次の2点を入力しましょう。
- メールアドレス
- パスワード
入力し終えたら「ログイン」をクリック。
取引を始める前に、本人確認を済ませなくてはなりません。
移動先ページ下部にある「ご本人様確認を開始する」をクリック。
セキュリティ情報を入力
ユーザー情報の追加情報として、セキュリティに関する情報を設定していきます。
入力事項は次の6点です。
- 秘密の質問
- 秘密の質問の答え
- 雇用業種
- 雇用形態
- 今後12ヶ月のTitanFXへの想定投資額
- TitanFXにどれくらいの期間投資するのか
これらを入力し終えたら、画面下の「次へ」をクリックします。
なお想定投資額は、あくまでも予定額なので、そこまで厳密に入力しなくても大丈夫です。
「大体これくらいかな?」と思う数値でOK。
身分証明書の提出
本人確認のために、顔写真付きの身分証明書を持った、いわゆる「セルフィー写真」を提出します。
次の3つの提出書類から選びましょう。
- パスポート
- 運転免許証
- マイナンバーカード
提出予定の書類を選択したら「次へ」をクリック。
今回は運転免許証で進めて行きます。
運転免許証の情報を入力する画面に移動しました。
お持ちの免許証に記載されている情報を入力していきましょう。
運転免許証の場合、入力事項は次の5つです。
- 発行国
- 姓(名字)
- 名
- 運転免許証番号
- 有効期限
入力し終えたら「次へ」をクリックします。
するとセルフィー写真を撮影するための注意書きが表示されました。
内容を確認後「次へ」をクリック。
セキュリティに関する同意文が表示されます。
内容を確認したら「同意する」をクリックしましょう。
続いて書類に関する注意書きが表示されます。
内容を確認後「次へ」をクリック。
アップロード画面に移動します。
「画像をアップロードしてください」と書かれていますが、要求されるのは動画ファイルになります。
スマホやPCのwebカメラなどを使って、本人確認書類の動画を撮影し、それをアップロードしましょう。
アップロード後は顔認証のための動画に関する注意書きが表示されます。
内容を確認したら「次へ」をクリックします。
顔認証用の自撮り動画をアップロードしましょう。
こちらも運転免許証と同様、画像データではなく動画データを求められます。
顔と書類の認証を行うので、しばらく待ちましょう。
住所の確認
続いて現住所を証明できる書類をアップロードします。
有効書類は次の3つの中からいずれか1点です。
- 住民票
- 公共料金の請求書(ガス、電気など。都道府県、市町村名が含まれていること)
- 銀行、カードの利用明細
無事に承認されると次のようなページが表示されます。
「次へ」をクリックすると承認手続き完了を待つよう指示されます。
確認作業・承認作業は一部マニュアルで行っているため、1営業日ほど(土日祝日を除く平日)かかることがあります。
確認が取れ次第、メールで連絡が入るため、待ちましょう。
認証完了メールの確認が取れれば口座開設完了!
TitanFXから確認メールが届いたら、口座開設が完了し、取引ができるようになります。
メール到着後、クライアントキャビネットに入金ページが追加されるので、取引に必要な資金を入金して、晴れてFX取引が開始できる、という流れです。
MT4のダウンロード、初期設定、基本的な使い方については次の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。
口座開設後の入金について
本人確認が完了して口座開設が完了したら、次は取引するための軍資金を口座へ入金する必要がありますね。
2020年10月時点での入金方法は次の4つが用意されています。
- クレジット/デビットカード
- bitwallet(ビットウォレット)
- NETELLER(ネッテラー)
- Skrill(スクリル)
ただしNETELLERとSkrillは、日本で利用できません。
そのため入金手段としては実質クレジットとbitwalletの2種類です。
各入金方法の手順や特徴については「【TitanFXの入金方法を徹底解説】手数料やメリット・デメリット、選び方」で詳しく説明しています。
ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
今回はTitanFXの口座開設手順について紹介しました。
最後にもう一度ポイントをおさらいすると
- 口座開設と同時に本人確認を行う必要がある
- 本人確認が完了し、口座が有効になるまで1営業日(平日)かかることがある
- 口座開設後はMT4のダウンロード、インストールし、入金すれば取引ができるようになる
の3つが挙げられます。
「TitanFXの口座開設って難しそう」
「何を準備すれば良いのかな?」
といった方は、ぜひこの記事を参考にして、TitanFXの口座開設をスムーズに行ってくださいね。
また、「TitanFXについての評判・評価をもっと調べたい」という方は、口座開設をする前に以下の記事を参考にしてみるとよいでしょう。