マーチンゲール法は、いつかは勝つ時があるという事を想定して、負けた場合に次の投資額を倍にして投資を行っていくベット方法です。
カジノの戦術にマーチンゲール法というものがあります。
やり方は、負けた時にベット額を前回の2倍にするだけの実にシンプルな作戦ですが、必勝法として有名です。
必勝法と言われるマーチンゲール法ですが落とし穴もあるので気をつけましょう。
ゲームに負けたら、掛金を2倍にしていく戦法のことを、マーチンゲール戦法といいます。
マーチンゲール法とは
マーチンゲール法とは、カジノの必勝法として有名な戦術です。
必勝法と言ってもゲームそのものの攻略法ではなく、ベットの仕方によって攻略するという手法です。
このマーチンゲール法は理論上必ず勝つと言われている戦術であり、カジノをする際に知っておいて損はない戦術です。
その方法は至ってシンプルで、「負けた時にベット額を前回の2倍にしてベットし、1回勝利するまで続ける」だけです。
非常にシンプルな作戦ですが、1回勝利するまでこれを続けることによって負け分を全て回収することができるため、理論上は負けない必勝法とされています。
マーチンゲール法が誕生した歴史的経緯・背景
マーチンゲール法が誕生したのはフランスで、その誕生の歴史はかなり遡ることになり17世紀から18世紀ごろと言われています。
この頃のフランスは、庶民から貴族までギャンブルが盛んで正に黎明期の時代でした。
そのような時代に、南フランスのマーティギュー地方は、変わり者が多いと有名な場所で、勝つまで倍に賭ける賭け方が流行していました。
かつてこのマーティーギューの出身者たちが、好んでやっていたのが倍々ベットをし、負けていたという出来事から周りから笑いものにされ、マーチィーギューシステムと言わた事がきっかけで、マーチンゲール法が誕生したそうです。
これが現代におけるマーチンゲール法の原点であり由来です。
そしてその後、このカジノ文化が世界中に広まることによって、マーチンゲール法は広く知られることとなりました。
マーチンゲール法の賭け方・使い方、手順
ここではマーチンゲール法を使ってプレイする実践方法や手順について解説します。
１．プレイするテーブルゲームを選ぶ
まず、「マーチンゲール法を使うのに向いているゲームとは」でも後述しますが、勝利した時に配当が2倍となるゲームを必ず選ぶようにしましょう。
大前提として配当が2倍にならないゲームはマーチンゲール法を活用することができません。
ルーレットの赤・白、偶数・奇数などが2倍となる代表的なゲームです。
２．1回目のベットを実行する
マーチンゲール法を始めるために、まずは1回目のベットを実行しましょう。
ここはシンプルに、自分の資金に応じた額をベットします。
ここで1回目にベットした額が、マーチンゲール法の1回成功時の儲けになります。
３．勝った時点でマーチンゲール法が成功（初回ベット額に戻す）
勝った時点でマーチンゲール法が成功です。
つまり、1回目のベット額が1ドルであった場合は、勝利した時点でマーチンゲール法が成功し1回目のベット額1ドルがそのまま儲けとなります。
このようにマーチンゲール法によって勝利した場合は、リセットして再び最初のベット額から始めます。
４．負けた時は、ベット額を倍にする
次にポイントとなるのは、負けてしまったパターンのケースです。
ここがマーチンゲール法の一番の特徴で、ベット額を前回の倍にします。
例えば、先ほどの例であれば最初のベット額が1ドルで負けてしまったので、次はベット額を倍の2ドルとするのがポイントです。
５．もう一度負けた場合、ベット額をさらに前回の倍にする
ここで勝利した場合は、1回目で勝利した時と同じようにリセットして再び最初の1ドルから始めます。
もう一度負けた場合は、ベット額をさらに前回の倍にしましょう。
この場合では前回2ドルで負けてしまったので、ベット額を4ドルとします。
６．上記した「３」～「５」を繰り返す
ここからは上記までの繰り返しです。
更に続けて負けてしまった場合は、前回のベット額4ドルの倍である8ドルをベットします。
そしてこれを1回勝つまで繰り返し、勝利した時点でマーチンゲール法の成功となります。
勝利すれば必ずベット額を初回の額にリセットするのを忘れないようにしましょう。
マーチンゲール法のゲーム実践事例と収支表・計算方法
以下の表はマーチンゲール方を使って10ゲームプレイした際の収支表です。
ゲームに負けたら倍額を賭け、次のゲームでも負けたらさらに倍を賭け、この方法を繰り返していきます。
5連敗のあと6ゲーム目で勝ち、収支がプラスに転じました。
その後も3連敗の後、10ゲーム目でも勝つことができたため、トータルで「初回ベット額×2勝」分の利益を獲得できました。
どれだけ連敗しても1度勝ったら初回ベット額分だけの利益が出るようになっているのがマーチンゲール方の特徴です。
マーチンゲール法を使うのに向いているゲームとは
マーチンゲール法を活用できるのは、原則的に独立事象の配当が2倍となるゲームや勝率が約5割のゲームです。
独立事象の2倍配当ゲームには
ルーレットのイーブンベット（赤黒賭け、偶数・奇数賭け、ハイロー賭け）
クラップス
バカラのプレイヤーベット
シックボー（大小、奇数偶数）
などがあります。
プレイを何回しても前回の結果を次回のプレイに引き継がないゲームを指します。
身近な例で挙げるとコイントスが該当します。
コインを何度投げても「表（裏）が出る確率は50%」になりますよね。
1回目も50％、2回目も50％、3回目も…というように確率は絶対に変わりません。
一方で、これらの勝率や配当の条件に当たらないゲームはマーチンゲール法の失敗確率を上げてしまいます。
ですので、マーチンゲール法の有効活用ができないので、おすすめできません。
具体的には、ブラックジャックやバカラのバンカーは確率に偏りがあり、失敗確立を上げてしまいますので不向きと言えます。
マーチンゲール法の3つのメリット・強み
１．手順や規則が簡単だから初心者でも実践しやすい
マーチンゲール法の手順は、とてもシンプルで複雑なルールを覚えること無く誰でも使用することができます。
1回目の初回ベット額を設定し、負けた場合は次回のベット額を倍にして賭けていくだけ。
中級者以上だけでなく、初心者でも実践がしやすい攻略法となっています。
もちろん、負け続けると投資額がどんどん増えてしまうことには注意する必要はあります。
２．1勝すれば累積損失を一掃できて収益がプラスになる
マーチンゲール法は、前回の負けた金額の倍額を賭けていく事になるので、例え負け続けても1回勝てば、利益が生まれます。
1勝さえするだけで、累積していった負債を一掃して、利益を出すことが出来るのです。
1勝するまでの間に資金を失ってしまうと、プレイを継続出来なくなってしまうので十分な資金を用意しておく必要があります。
潤沢な資金を用意するほど、また初回ベット額を小さくするほど、理論上の勝率が上がって確実性を高められます。
３．最後まで連敗し続ける確率はかなり低い
連敗がどこまで続くのかによって、累積損失額は変わってきますが、長期にわたって連敗し続けるという確率は非常に低いです。
これは、ギャンブルの種類によっても状況は変わってきます。
「マーチンゲール法を使うのに向いているゲームとは」で前述したとおり、マーチンゲール法と相性の良いゲームでベットした時は、連敗がずっと続くという確率は一層抑えられます。
連敗が続いた時は資金力が最終的に決定打となってきますが、50/50の確率上、どこかで1勝はできるはずなのです。
マーチンゲール法の3つのデメリット・弱点
一方で、当然ながら次のような3つのデメリットも存在します。
- 連敗し続けて破産する可能性がある
- ベットリミット上限額が設定されているため、許される連敗数が決まっている
- カジノ側の取り分を考えると勝率50％を達成するのは困難
落とし穴に嵌らないよう、これらのデメリットもしっかり把握しておくことが重要です。
それでは詳しく解説していきます。
１．連敗し続けて破産する可能性がある
当たり前の話ですが、大前提として資金が尽きるまで連敗し続けてしまった場合はそれ以上マーチンゲール法を続けることができません。
そもそも資金が尽きるまで連敗し続けてしまった場合は破産する可能性もあります。
以下の表をご覧ください。
スタート金額が1ドルだった場合でも、10連敗すると累積損失額は1,000ドルを超えてしまいます。
もし11ゲーム目に突入する場合、2,047ドルの資金が必要になります（負ければチャラに…）。
さらに連敗が続き、20連敗を喫していまうと理論上、-104万8,575ドル（日本円で-1億485万7500円、1ドル＝100円で計算）の損失が発生します。
次の項目で述べるとおり、ランドカジノやオンラインカジノにはゲーム毎にマックスベットが設定されている限りは、そのような巨額損失が発生することはありません。
このようなことが起きる確率は低いものの、連敗し続けてしまうと大きな破産リスクを抱え込んでしまうことも頭に入れておきましょう。
２．ベットリミット上限額が設定されているため、許される連敗数が決まっている
マーチンゲール法のデメリットの一つは、カジノ側のルールによってベットできる上限額が設定されていることです。
いくら資産兆円超えの大富豪であっても、上限額に到達した時点で一旦リセットして損失が確定するため、その時点でマーチンゲール法が失敗します。
マーチンゲール法を使ってゲームをプレイする際には、各ゲーム毎のベット上限額を確認した上で、何連敗したらゲームオーバーになるのかをあらかじめ念頭に置いておきましょう。
３．カジノ側の取り分を考えると勝率50％を達成するのは困難
また、もう一つの注意点として正確に勝率50％のゲームというのが実はほとんどないという点です。
基本的にカジノのシステムは、カジノ側の取り分（ハウスエッジ）がゲームに設定されています。
ですので、一見勝率50％のゲームであっても実際はそうではないというパターンが多く、実質勝率50％のゲームはほぼ存在しないに等しいです。
例えば、ルーレットでは赤18個と黒18に加え「0」のマスがひとつあり、マスの数は合計37です。
計算上、黒か赤かに入る確率は「18÷37＝約48.6%」になります。
「たかが1.4％くらい勝率が下がるだけ。大したことないんじゃないか」
と思う方も多いかもしれませんが、何十回、何百回とゲームを繰り返していくと、勝率50％から少しずつ低下していきます。
この点にも注意が必要です。
マーチンゲール法で勝率を上げる5つのコツ
ここでは、マーチンゲール法で勝率を上げる次のような5つのコツを紹介します。
- 初回ベット額を小さく設定する
- 撤退する連敗数を予め決めておく
- ベット上限の高いオンラインカジノを使う
- 「空回し」でゲームの流れを読んでからベットする
- 確実に勝てそうな時は賭け倍率を上げる
マーチンゲール法で勝率を上げるには、これらのようなちょっとしたコツを知っておくことが大切です。
それでは詳しく説明していきます。
１．初回ベット額を小さく設定する
マーチンゲール法で勝率を上げるために、まずは初回ベッド額を小さく設定するのがおすすめです。
初期投資を抑えることで安全に進めていけることから、万が一負けてもベッド額が小さければ痛手は少ないです。
ですので、最初は軍資金の1%～2%程度に抑えておきましょう。
２．最大連敗数を予め決めておく
マーチンゲール法では、予め撤退する連敗数を決めておくことも重要となります。
負け続けているときに意地になって勝つまで賭け続ける方もいますが、それだとドツボにハマって大きな損失となってしまいます。
そうならないためにも、例えば5連敗すれば撤退するなどと予め決めておくのがベストです。
３．ベット上限の高いオンラインカジノを使う
マーチンゲール法で勝率を上げるには、ベッド上限の高いオンラインカジノを使うのも有効な手段です。
カジノのゲームには、賭け金に制限が設けられているのが一般的です。
つまり、一回で大きく稼ぐためには、ベット上限が高いゲームをプレイする必要があります。
さまざまなオンラインカジノがある中でも、ベッド上限の高いものをうまく活用することで、勝率をかなり上げられる可能性が高まります。
ベット上限の高いオンラインカジノ3選
では、ベット上限の高いオンラインカジノはどこなのでしょうか？
3つ厳選して紹介します。
1. ベラジョンカジノ
ベラジョンカジノは、マルタに本拠を置く、今やテレビのコマーシャルなどでも有名なオンライカジノ。
信頼と実績は抜群です。
そんな日本でも人気のベラジョンカジノのベット上限は、ほかのオンランカジノよりかなり高く設定されています。
▼ベラジョンカジノのベットリミット一覧表
| ゲーム | 最低ベット | 最高ベット |
|---|---|---|
| バカラ | $0.2 | $50,000 |
| ブラックジャック | $0.5 | $10,000 |
| ルーレット | $0.2 | $10,000 |
| シックボー | $0.2 | $2,500 |
最低0.2ドルから、対して最高は、50,000ドル、日本円で約500万円という規模感になっています。
2. 遊雅堂
ベラジョンカジノやインターカジノの姉妹サイトとして誕生した遊雅堂。
遊雅堂は、オンラインカジノとしては珍しく、日本円でそのまま遊ぶことができるのが特徴です。
ベットリミット一覧表を見てみましょう。
▼遊雅堂のベットリミット一覧表
| ゲーム | 最低ベット | 最高ベット |
|---|---|---|
| バカラ | 100円 | 500万円 |
| ブラックジャック | 50円 | 100万円 |
| ルーレット | 20円 | 100万円 |
ベット額もわかりやすい日本円表記となっており、最低は20円から、最高額はバカラの500万円と、予算に合わせた楽しみ方ができます。
3. ボンズカジノ
カジノエックスとジョイカジノが統合する形で誕生したボンズカジノ。
ボーナスの多さが、数あるオンラインカジノの中でもトップクラスを誇るのが特徴です。
また、日本円をそのまま使うことができ、ベット額についてはバカラやルーレットは20円から遊ぶことができます。
以下がボンズカジノのベットリミット一覧表になります。
▼ボンズカジノのベットリミット一覧表
| ゲーム | 最低ベット | 最高ベット |
|---|---|---|
| バカラ | 20円 | 150万円 |
| ブラックジャック | 50円 | 100万円 |
| ルーレット | 20円 | 100万円 |
最高額はバカラの150万円に設定されています
４．「空回し」でゲームの流れを読んでからベットする
オンラインカジノでは、「空回し」でベッドせずにゲームを進められるケースがあります。
例えばベラジョンカジノでは以下のルーレットで空回しができるようになります。
- NetEnt Roulette Pro – Advanced
- NetEnt French Roulette
- NetEnt American Roulette
- NetEnt European Roulette
- Red Tiger’s Roulette
- NetEnt Roulette Touch
- NetEnt French Roulette Touch
- NetEnt American Roulette Touch
- NetEnt European Roulette Touch
- Red Tiger’s Roulette
空回しができれば、ゲームの流れを読んでからベッドするのが可能になるため、連敗してしまう確率を下げてから本番に臨めるというわけです。
もし、空回しで「赤」が4回続けて出ると次に「赤」が出る確率は低くなり、「黒」にベッドすることで自然と勝率を上げることができます。
ですから、この手法を知っておくといざというときに非常に役立つのではないでしょうか。
５．確実に勝てそうな時は賭け倍率を上げる
マーチンゲール法で勝率を上げるコツには、確実に勝てそうな際は賭け倍率を上げる手法もあります。
ゲームの展開が読めそうな時ここぞという時は、賭け倍率を2倍から3倍にするというやり方です。
そうすることで1勝した時に大きなリターンを得られます。
注意点としては、いつもよりも大きなベット額にすると、早いタイミングでベットリミットに到達することになり、仮に負けた場合は通常時よりも大きな損失を出すリスクがあります。
最悪の事態を想定しつつ、どのように資金管理をすればよいのか、しっかり戦略を練った上でこの手法を用いましょう。
なぜ？マーチンゲール法がカジノで禁止されていない2つの理由
必勝法と言われるマーチンゲール法ですが、必ずしもそうではないのでカジノ側に禁止されていません。
なぜ禁止されていないのでしょうか？
その理由は2つあるので、それぞれ詳しく見ていきましょう。
１．カジノ業者にとってリスクに比べリターンが圧倒的に良いため
1つ目の理由としては、「連敗し続けて破産する可能性がある」で述べたとおり、連敗し続けると損失額が極端に多くなるという面です。
もう一度、以下の連敗時の損失額一覧表を見てカジノ業者の取り分をシミュレーションしてみましょう。
| 負け回数 | ベット額 | 配当額 | 累積損失 |
|---|---|---|---|
| 1敗 | 1 | -1 | -1 |
| 2連敗 | 2 | -2 | -3 |
| 3連敗 | 4 | -4 | -7 |
| 4連敗 | 8 | -8 | -15 |
| 5連敗 | 16 | -16 | -31 |
| 6連敗 | 32 | -32 | -63 |
| 7連敗 | 64 | -64 | -127 |
| 8連敗 | 128 | -128 | -255 |
| 9連敗 | 256 | -256 | -511 |
| 10連敗 | 512 | -512 | -1,023 |
- プレイヤーが10連敗で撤退したら「1,023」ポイント（ドル）の儲け
- プレイヤーが勝っても初回ベット額の「1」ポイントだけ支払えばOK
というように、業者から見ればリスクがほぼ無いに等しいのに、リターンが圧倒的に良いのがわかります。
この手法が禁止されないのは、マーチンゲール法で大損して資金を回収できないプレイヤーが一人でもいれば、胴元であるカジノ業者側が儲かるという構図があるからです。
２．マックスベットを設定することで業者側が大損する可能性が低いため
また、カジノ側がマックスベットを設定しているので、カジノ側によって連敗回数を制限可能だからという理由もあります。
「ベットリミット上限額が設定されているため、許される連敗数が決まっている」で解説したように、仮に手元資金が潤沢にあって、「計算上50連敗しても大丈夫」という資金コントロールの上手な億万長者プレイヤーがいても、マックスベットに到達した時点で負けてしまいます。
業者側が儲かりやすいようなルールを制定していることで、いついかなる時でも業者が儲かりやすいような構造になっているのです。
マーチンゲール法を使うのに向いていない「NG」な人の特徴3つ
マーチンゲール法を利用するにあたって、残念ながら不向きなタイプの人も存在します。
以下3つのようなタイプの人はマーチンゲール法をおすすめできません。
- 資金力のない人
- 資金コントロールや計算が苦手な人
- 損切りができない人
それぞれ詳しく見ていきましょう。
１．資金力のない人
大前提として、1回勝つまでに資金を使い果たしてしまった場合は、もうそれ以上マーチンゲール法を使うことができなくなってしまいます。
つまり、資金力のない場合は許される連敗回数も必然的に少なくなってしまい、ゲームの試行回数が減ってしまうので不利になってしまいます。
２．資金コントロールや計算が苦手な人
また、冷静な資金コントロールができない人や、計算が苦手な人も残念ながらマーチンゲール法に向いていません。
マーチンゲール法は、残りの資金から逆算される可能な連敗回数をきちんと把握して、冷静に資金をコントロールすることが何よりも大切です。
ですので、冷静になれずベット額を自分の好きに変化させてしまうような人も不向きと言えます。
３．損切りができない人
これはマーチンゲール法に限った話ではありませんが、損切りができない人もマーチンゲール法を使うのに向いていない人と言えるでしょう。
上でも述べましたが、マーチンゲール法は資金に応じて冷静に可能な連敗回数を計算するのが何よりも大事なので、勝ちたいあまり引き返せないタイプの人には不向きです。
マーチンゲール法を駆使した戦法とは
これまでの解説を読むと、
「マーチンゲール法という戦法は、攻略法にはならないのでは？」
という疑問に陥るかと思いますが、必ずしもそうではありません。
この戦法にも使い方というものがあるのです。
マーチンゲール法を利用するのであれば、追い上げを長く続けないことです。
つまり、回数を決めて挑戦するということです。
そうすることで場合によっては効果を発揮します。
連敗というものは、どれくらい続くかわかりません。
経験上、10連敗をした際には、その先も負け続けるという出来事が多いです。
だからこそ、被害が少ないうちにこの戦法で戦う勝負する事をやめてしまうのが一番良い方法です。
勝率を上げたいなら、パンクを恐れて、絶対に連敗しないからどんどん追い上げて行くという方法を取るよりも、何回かに1回パンクしたとしても、利益を出すという戦略の方が良いかと思います。
オンラインカジノというのは、ランダムに出目が設定されていると表向きは言っていますが、正直確認することは出来ませんので、実際には、コンピューターで制御されていてもおかしくはありません。
経験から言うと、掛金を引き上げた途端に負けるという経験もありますから、すぐにMAXベットに賭けるという戦略に出るのはどうかなと思います。
