チャート分析にTradingViewを活用している方はかなり多く、便利な機能を活かして「自動売買はできないのかな?」と考えたこともあるでしょう。
そこで今回は、TradingViewで自動売買を行えるのか、どう設定すれば良いのか、などを紹介していきます。
しかし結論から言えば、TradingViewで自動売買はできますが、設定するのが大変です。
そのため、気軽に自動売買をするなら、定番プラットフォームのMT4を活用するのが良いでしょう。
今回はTradingViewの自動売買について紹介していきます。
TradingViewで自動売買はできなくはない!しかし設定が大変…
TradingView自体には自動売買機能は搭載されていません。
しかし次の3つの機能を使えば、擬似的な自動売買を設定できます。
- ストラテジーテスター
- pineエディタ
- 「GoogleAppsScript」などの外部ツール
流れを簡単に説明すると、次の3ステップになります。
- ストラテジーテスターを選ぶ
- pineエディタを使って、売買タイミングでアラートが出るようにプログラミングする
- 「GoogleAppsScript」などの外部ツールでアラートを感知して、自動売買注文を出す
つまり、TradingViewで自動売買を成立させるには次の3つの知識が必要です。
- 自動売買に使いたいストラテジーテスターを選ぶ知識(ストラテジーの知識)
- ストラテジーのコードをpineエディタで変更させる知識(スクリプト言語の知識)
- 外部ツールの選び方・使い方
ハッキリ言って、ここまで色々とやらなくてはならないなら、最初から自動売買が使えるMT4を使った方が、圧倒的に楽です。
MT4なら簡単に自動売買の設定ができる
TradingViewはあれこれスクリプトをいじったり、外部ツールを設定したり…と大変ですが、MT4は自動売買の導入がとても簡単です。
大まかな流れは次の3ステップになります。
- 自動売買プログラム「EA」をダウンロードする
- EAをMT4にセットする
- バックテストでEAを検証し、問題がなければ運用スタート
どのEAを選ぶか、など運用していく上で考えなくてはならないポイントもいくつかありますが「自動売買を始める」という部分に関しては、この上なく簡単。
TradingViewはチャート分析に活用して、自動売買はMT4に任せる、といった組み合わせが効果的です。
TradingViewに対応している海外FX業者は「Exness」のみ
TradingViewに対応している海外FX業者はほとんどなく、唯一Exnessだけが対応しています。
Exness(エクスネス)のWeb版取引システム「Exnessターミナル」にログインすれば、TradingViewでトレードすることが可能になります。
いろいろな金融商品や多彩なインジケーターを使ってチャート分析しながらトレードしたい方は、TradingView対応のExnessを利用してみてください。
まとめ
今回はTradingViewの自動売買について紹介しました。
最後にもう一度おさらいすると…
- TradingViewのストラテジーテスター、pineスクリプト、外部ツールを使えば擬似的な自動売買を組むことができる
- スクリプト言語など専門知識が必要なので決して簡単ではない
- MT4なら自動売買に標準で対応しているので、こちらを使った方が断然楽
の3つが挙げられます。
「TradingViewって自動売買できないの?」
「自動売買には何を使えば良い?」
といった方は、TradingViewはチャート分析ツールとして割り切って、MT4を使って自動売買することを検討してみてくださいね。